対象:一般歯科・歯の治療
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先日、1歳6ヶ月の娘が外出先で転倒し、前歯2本が欠けてしまいました。
土曜だった為に救急で歯科医を聞いてすぐに行きました。
レントゲンを撮ってもらい、神経が見えているので神経を失活する薬を塗って一週間後に欠けた部分の補修をします。と言われました。
健診もあったので、電話で使った薬を聞いたら、ペリオドンという薬を使用したようでした。
ペリオドンの後にセメントを付けていましたが、片方は2日で取れてしまいました。
今更ながら怖くなってきましたが、この月齢の子供に使用しても大丈夫でしょうか?
よろしくお願いします。
ルナママさん ( 大阪府 / 女性 / 34歳 )
回答:1件
袋 晃子
歯科医師
4
難しい選択ですね
こんにちは群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子です。
1歳6か月で乳歯といえ神経がでているような怪我をされたのは
大変でしたね。
ペリオドンという薬は簡単に言えば効果の落ちにくいホルマリンです。
ホルムアルデヒドとう成分の効果が数日の間、出続けるので
神経などを殺す際に用います。
ただ乳歯に用いるかというとすこし?です。
というのは乳歯の神経露出は大人と違って痛みがおきにくいため、
露出さえ何かで押さえておけば痛みがでないまま経過してくれる場合もあり、
積極的に治療されない先生も多いかと思います。
局所的な応用ですから全身的にホルマリンが回るかというとそれも?ですが
お子さんに使うには、薬とするとすこし強すぎると思います。
もし痛みが現在無いのなら、その部分だけをセメント等で覆っておいて、
もうすこし大きくなってから、麻酔をかけて確実に除去してもよいのではないでしょうか。
(その間に神経が死んでしまうこともあります。ただ大きく感染が広がる可能性も
すくないです。)
評価・お礼
ルナママさん
2012/10/09 23:46早々に御返信頂き、ありがとうございます。
ペリオドンを塗ったままの状態で大丈夫なのでしょうか?
何か処置しなくても、薬が他の部分の神経まで損傷する事は、ないでしょうか?
何度も申し訳ないですが、よろしくお願いします。
袋 晃子
2012/10/10 09:14よく使われるのはFC(ホルマリントリクレゾール)という
若干弱めのホルマリンなので
すこしペリオドンは強いのかなという感じです。
まだお子さんの前歯の根のほうが完成していないことも
ありますので早めに取られて弱めのものや
薬自体を塗らないでしばらくそのまま詰めておいたほうが
安心だと思います。他の部分の神経損傷はおそれる必要は
ありません。
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