対象:一般歯科・歯の治療
回答数: 1件
回答数: 4件
回答数: 5件
先日、いつ取り付けたかどうかわからないくらい前につけた銀歯が外れてしまい、歯科に行き、とりあえず再度取り付けていただきました。その際に「次に取れた場合作り替えましょう。」と医師に言われました。
半年も経たずに再度外れてしまった為、また私自身が転勤した為、最初とは別の歯科に行き作り替えを相談したのですが、はその歯科医が「あなたの歯を見る限り虫歯はほとんど発生しない強い歯ですが、大分昔の銀歯である事は見ればわかるのですが、古いタイプの歯科医の仕事のようです。意味無く大分大きく削っているのですが、この形状だと銀歯を取り付けてもイオンの関係で歯と銀歯の間に汚れがつきやすくむしろ虫歯の原因になりやすい。また銀歯は保険適用だが溶け出したり、金属アレルギーの原因になったりと体に悪く、保険適用外だがのセラミックに替えた方がよい。」と言われました。価格は4万円程、型取りに1500円程、自分の医院で作れるので型取り後1時間半ほどで出来上がりますとのこと。さらに万一の破損のときも定期的な検診を受けていただけるのであれば10年程度であれば無料で付け替えします。」と言われました。
しかしながら、お金があればいいのですが、色々あり大変物入りなのです。
銀歯をセラミックに替えるほうがいいのはわかったのですが、そこまでのメリットはあるのでしょうか?
小鈴さん ( 広島県 / 男性 / 36歳 )
回答:1件
セラミック修復にも長所・短所がございます
こんにちは。つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
セラミックの長所は色艶がきれいなこと、プラスチックと比べて強固であることなどです。短所としては、強固である・・・とは言っても、割れたり、欠けたりする可能性がありますので、厚みを確保する必要があるという点です。簡単に申し上げれば削る量が増えるということです。詰め物であればより深く、被せ物であれば中身の歯を小さめに削る必要があります。
保険適応の金属の場合、薄く作っても割れる心配がないため、削る量は最小限になります。ただ、色調は・・・銀色です。
また、この金属は金銀パラジウム合金という3種類の金属が決まった割合で混ざっている合金でして、本来は化学的に安定していて、十分に口腔内の環境に耐えうる強さがあるはずですが、他の金属との兼ね合いによっては、微量ながら溶けだして金属アレルギーの原因になることもあるようです。(全ての患者さんがアレルギーを起こすわけではありません)
率直に申し上げて、「どの患者さんにも、どんな歯の状況でも、セラミックの方が良い」というわけではないと思います。一般的に金属で治す場合と、セラミックで治す場合とでは削り方がだいぶ異なりますので、金属が入っていた歯をセラミックでやり直す場合は、さらに形を修正しなければなりません。おそらく削る量は増えると思います。無理してまでセラミックにする必要はないのでは・・・と思います。お大事になさいませ。
つくばオーラルケアクリニック http://tsukuba-occ.com/top.html
facebookページ http://www.facebook.com/#!/tsukuba.occ
評価・お礼

小鈴さん
2012/06/22 18:46回答ありがとうございます。大変参考になります。
最終結論は来週の土曜日にしなければいけないので、お財布と相談しながら、考えていこうと思います。
回答専門家

- 飯田 裕
- (茨城県 / 歯科医師/医学博士)
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
患者さんの性格や体質に合った「オーダーメイド治療」を提供
インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
飯田 裕が提供する商品・サービス
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A