対象:Webマーケティング
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メタタグの”pragma”について質問です。
調べたところ、キャッシュに関するもののようですが、どのような効果があるものなのでしょうか?
記述としてはヘッドの中に下記のようなものになるようですが、
<meta http-equiv="pragma" content="no-cache" />
<meta http-equiv="pragma" content="cache" />
"no-cache"と"cache"の役割の違いについても教えていただけますか。
キャッシュを残すと残さないとでSEO対策として、どのような違いが出てくるのでしょうか?
ほんとうに初歩的な質問かと思いますが、専門家の方、ぜひご教示いただけますか。
宜しくお願いします。
matumatukodomoさん ( 東京都 / 男性 / 35歳 )
回答:1件

井上 みやび子
Webエンジニア
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コンテンツの更新頻度にかかわります
初めまして。CMS(ホームページ更新ツール)開発などを行っておりますすぐ使える株式会社の井上と申します。
まず Pragma に関する技術的な解説ですが、Pragma はWebページをやり取りする際にそのページの内容を取得した側で保存していいかを指示する「HTTPヘッダ」と呼ばれるお約束の一つです。
あり得る記述としては
<meta http-equiv="pragma" content="no-cache" /> ---A
があるだけで、おそらく
<meta http-equiv="pragma" content="cache" />
というのは何かのミスではないかと思います。
A のようにページに記載しておくと、クライアントブラウザは「そのページは保存せず、もう一度このページを読みたい場合は必ずサーバに取りに行かなければならないんだな」と解釈する事になっています。
もしこの指示が無ければ、「さっき読んでローカルパソコンにちょっと保存しておいたもの(=キャッシュ)を表示しよう」というような動作になる可能性があります。
ただし、この動作はブラウザの設定やブラウザの種類によって異なり、記載の有無にかかわらず必ずサーバに再度リクエストを出す場合や、「no-cache」の記載があってもキャッシュを表示する場合もあります。
SEOについても、検索エンジンと上記の「クライアントブラウザ」は同じで、一般的には A の記載は頻繁に更新し最新コンテンツを見て欲しいページに付けますので、「このページは頻繁に更新されるとページ作成者は言っているな」と検索エンジンが(おそらく)解釈してくれることになりますが、具体的な効果についてはケースバイケースではないかと思います。
なお、A の記述は一世代前の「HTTP/1.0」という通信方式のもので、現在はそれより新しい「HTTP/1.1」という方式もあります。こちらでの同等の記載は
<meta http-equiv="cache-control" content="no-cache" />
です。
サーバやクライアントがどの通信方式に対応しているかはコンテンツ作成者には分かりませんので、頻繁に更新されるページには、以下のように併記するのが一般的です。
<meta http-equiv="pragma" content="no-cache" />
<meta http-equiv="cache-control" content="no-cache" />
(現在のポイント:-pt)
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