対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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今年6月に母(50代)が保険屋さんになりました。
私は保障が一生涯の終身生命保険に入ってますが、母が私に対して
「いまどき若い人に終身なんて勧めないって!」といってきます。
なぜ若い人には終身なんて勧めないんでしょうか??
一人一人の考えはさまざまですが、母がこう言う根拠はなんだと思いますか?
母に聞いてもいいんですが、母は保険屋になって日が浅いうえに自分がこれ!と思ったことは信じすぎちゃう所があり信憑性に欠けるのでこちらに質問してみました。
ちなみに終身は向かないと言われた私は三井住友あいおい生命の積立利率変動型終身保険加入・24歳・既婚・子供二人(4歳・1歳)です。
maho312さん ( 山形県 / 女性 / 24歳 )
回答:3件
お母様が言う根拠について
maho312様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、maho312さんが、今24歳だとすると、日本の金利が高かった時代をほとんど経験していないものと拝察します。
ちなみに、生命保険会社の一般的な予定利率は、私の手元にある金融庁公表の資料では、平成元年までは、6.0%とあります。
その後だんだんと下がっていき、平成13年には、1.5%程度まで落ちています。
つまり、平成元年頃までの終身保険は、貯蓄性と保障性を兼ね備えた人気商品だったわけですね。
お母様は、その時代の保険をよく知っているのです。
ちなみに、生命保険は、超長期の契約でも、原則的に契約した時の予定利率がそのまま適用されています。
いまだにその頃に契約した、いわゆる「お宝保険」を持っている人もいます。
保険会社は、逆ザヤを抱えて大変なのですが、裏を返すと、今の予定利率1.5%程度の時代に超長期の契約を結んでしまうと、金利上昇時に契約者側が不利になってしまう可能性もあるということです。
お母様は、そういうことを言いたかったのではないでしょうか。
なお、maho312さんが加入している保険は、積立利率変動型で金利上昇時もある程度まで追いついていけますので、それはそれでわるくないと思います。
ただ、実際に私がFPとしてご相談を受ける場合は、貯蓄・運用と保障を分けた設計か、投資性の保険を提案することが多いです。
ご参考です。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

大坪 弘子
ファイナンシャルプランナー
-
まずは、必要な保障額を見積もりましょう。
maho312さん、始めまして。
ファイナンシャル・プランナーの大坪です。
生命保険で最も大事なのは、
「必要な保障額が確保されているか」と
「保険料が負担になっていないか」の
2点です。
まずは、必要な死亡保障額があるかどうかを確認してみてください。
お子さんが小さいですので、一般には、3000万~4000万くらいの
保障が必要と思われます。
終身保険は定期保険に比べて保険料が割高ですので、
若い人には保険料負担が大きいケースが多いようです。
なお、積立利率変動型終身保険は、運用実績により積立利率が
上がり、保険金の増額の可能性もありますので、
その点では、若い人に適しているでしょう。
必要保障額と保険料のかねあいで、柔軟に見直していかれると
いいと思います。
ファイナンシャル・プランナー
大坪 弘子
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