対象:不動産売買
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市街化調整区域の建物は十分調査されるよう
宅地建物取引主任・FPの野口です。
私の知る一般的な事を述べます。
excelcior様が市街化調整区域の建売を購入しようと思われる第一の原因は何でしょう。多分他と比べて価格が比較的安価なことではないでしょうか。
将来建替えが出来るかが大きいポイントです。
従前は、「既存宅地」と認定されておれば、一般の宅地と同じく、建築確認申請だけで建て替えが出来ました。しかし、平成13年5月に都市計画法が改正され、この制度が廃止され、既存宅地制度が無くなり原則は全て、開発許可を得て建替える事になりました。
しかし、開発許可は非常に面倒で、時間が掛かるため各自治体(県、市)はこれに代わる施策を出しています。従来の既存宅地の認定を受ければ、5年間は無条件で住宅が建てられるとする自治たが多いのです。
売主の言うことのみを鵜呑みせず、まず市、町の建築課に行ってその土地がどういう経緯で建売がされたのか、許可条件などを調べ、将来建替えが出来るか、否かを聞き、調べることです。
建替えには、条件が農業従事者限定であったり、分家であったりする場合があるからです。
接面道路は、下水道や都市ガスが敷設されているとの事ですが、対面土地が都市計画区域でしょうから、余り決め手にはなりません。
大きい買い物ですから、慎重に、足を運んで、調査し行われるようお勧めします。
もし、住宅ローンを活用される場合は銀行に事前に説明し、了解を得てからでしょう。銀行は、調整区域には一層慎重ですから。
評価・お礼

excelciorさん
2011/06/28 22:47早速の回答ありがとうございます
今探している地域(会社と、住宅のある町)では
市街化区域が少なく、数年間土地を探していましたが
申し込んでも先約があり、また昨今の不況のためか
建売も非常に数がなく一月に数件でるかと言う状況の中
いい加減、土地探しに疲れたのが本音でしょうか。
その中で出てきた建売
まあ、確かに安いのといま住んでいる所から数分で
便利な場所なので、消費税も上がる前にって気持ちですかね。
今度、役場に言って確認してみます。
怖いのは、現在の判断と将来の判断が変わらないかですね。
住宅ローンはやはり調整区域では借りにくいのですね
確認してみます。
ありがとうございます。
回答専門家

- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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