対象:パソコン操作・Word・Excel
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パソコンを初めて一年ですが、まだキーボードを見ながらゆっくりとしか文入力することができません。タイピングを速くするためにはどんな練習をすればいいですか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:1件
辻 英治
パソコン講師
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パソコン入力はスピードよりも丁寧に正確に
こんにちは。東京・大田区蒲田でパソコン教室を経営しております辻と申します。
パソコンを初めて1年とのことですが、思うようにキーボード操作が進まないときは、右利きの方なら右手の人差し指でほとんどのキーを操作しようするか、右手の他の数本の指だけで操作しがちです。そして左手はいつも休んでいる状態で、結果入力が進まないということが多いようです。
出来るだけ両手で入力する癖をつけてみてはいかがでしょうか。
インターネット上には単語や文章をゲーム感覚でローマ字入力をしながら練習ができるサイトがいくつかあります。まずは「ホームポジション」で入力する練習をしてみてはいかがでしょうか。これは左手の人差し指を「F」、右手の人差し指を「J」に置き、他の指はそれに準じてキーを担当する方法です。
練習用のソフトは「タイピング」で検索するといくつか出てきますので、いくつか試してみるとよいでしょう。また、市販のソフトも「特打シリーズ」などたくさん出ています。
最初はゆっくりで良いので正確に入力する癖をつけることを目的に練習してみてはいかがでしょうか。スピードは後からだんだんついてくるでしょう。1日5分~10分程度で結構です。
次に文章を入力するときは「言葉」としてとらえて入力する癖をつけてみるといかがでしょうか。
例えば夏目漱石の「草枕」の冒頭部分で考えてみましょう。
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
(1)山路を登りながら、
(2)こう考えた。
(3)智に働けば
(4)角が立つ。
(5)情に掉させば
(6)流される。
(7)意地を通せば
(8)窮屈だ。
(9)とかくに人の世は
(10)住みにくい。
箇条書きの各々の文章を一気に入れる練習をします。この文章なら10回に分けることになります。単語で入力をとめないで文節で変換する練習をしてみてはいかがでしょうか。(4)などは「角」「が」「立つ」「。」と分けて入力すると意味脈略が通じないので、間違いも多くなるでしょう。助詞や句読点も含めて意味のある文章をゆっくりで結構ですから入力される練習をしてみてはいかがでしょうか。速さにこだわれば間違いが増え、結果としてその修正のため入力に長い時間がかかることもあります。
「スピードよりも正確さ」をお勧めします。速さはあとからついてくるでしょう。
(現在のポイント:2pt)
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