対象:心と体の不調
去年の2月、主人が下腹部の下(陰毛の中)の痒みが酷いと言い出し、見ると赤くただれているような、かぶれているような症状でした。
念の為、性感染症の検査をしましたが、陰性。
皮膚科を何件も受診し、今かかっている病院で、蕁麻疹と診断され、飲み薬と塗り薬を処方されました。(薬名はわかりません)
しかし、なかなか痒みがおさまらず、ただれも範囲が広がってきて、薬を徐々に強いものに変えていき、6月頃に一旦おさまったのですが、おさまってきたと思って、自己判断で薬を急にやめたら、また9月頃からぶり返して、以前よりももっと悪化してしまいました。
それ以来、ずっと継続的に薬を飲み続けて(アレロック・ガスメット・何カ月間かトラネキサム酸追加)、やっと今年の1月末くらいにだいぶよくなってきて、薬がかわりました。(アレロック・アタラックス・ガスメット)
2月末くらいになって、ほとんど痒みがでないまでにおさまってきたので、一日二回だった薬を、一日一回に減らしたところ、最近(3月半ば)になって、また痒みが少しずつ出だし、ここ2~3日で、また下腹部の下と、脚の付け根(股関節のあたり)が、赤くかぶれて痒みがとても強くでている様です。
やはり、おさまったからといって、少しずつでも減薬をしたのがいけなかったのでしょうか?
皮膚科の医師には、3カ月全く症状が出なくて、初めて第一段階クリアと言われたみたいです。
もう、1年以上も薬を飲み続けているので、主人の体が心配です。
医師は大丈夫だと言ったみたいなのですが、本当に大丈夫なのでしょうか?
原因も不明で、ストレスや疲れと言われています。
原因を特定することは、難しいのでしょうか。
仕事をしている以上、ストレスをなくすことは無理ですし、このままずっと一生、薬を飲み続けるのかと思うと心配で、どうにか治したい一心です。
今かかっている病院が、とても患者が多く、待ち時間もとても長い病院で、ひとりひとりの診察がしっかり行えているのか心配で、ここに質問させていただきました。
どうか、ご意見、よろしくお願いします。
補足
2011/03/25 00:56・蕁麻疹の原因
・蕁麻疹予防法
・蕁麻疹が出てしまった時の対策
・薬の長期間服用での人体への影響
・慢性化してしまった蕁麻疹は治らないのか
・ずっと薬を飲み続けるしかないのか
・症状が治まっても減薬せずに服用すべきか
↑が、とても心配なので知りたいです。
ATKさん ( 鹿児島県 / 女性 / 31歳 )
回答:2件
医療プラス生活改善を
私は、もと医薬品会社で、医師の先生方に医薬品を販売しておりました。
本来は、医師の方にお答え頂いた方が適切とは思いますが、
私の知識の範囲でご参考になればと思い回答させて頂きます。
蕁麻疹やアレルギーの発生のしくみは、
ストレスや過労、皮膚への刺激、温度の変化などの原因(患者さんの数だけさまざまな原因がある)
→それらによって、体内に、ヒスタミンという物質が発生する。
→ヒスタミンによって、血管が広がり、皮膚が膨らみ、蕁麻疹になります。
今ご主人が飲んでいらっしゃるアタラックスとアレロックは、抗ヒスタミン剤と呼ばれるものです。
ヒスタミンが「血管よ、拡張しなさい」という命令スイッチを押すと、蕁麻疹になります。
抗ヒスタミン剤は、ヒスタミンが、命令スイッチを押せないように、
先回りしてブロックしてくれる役割を持ちます。
花粉症のCMでよく見る「ヒスタミンブロック!」などといった薬剤と仕組み的には同じもので、
より医療的な効果が高いものです。
副作用と身体の負担の少ない薬として、広く一般的です。
長期服用しても、重篤な副作用はまれです。
ただ副作用が少ない分、効き目が現れるのに、時間がかかることもあります。
特に、慢性蕁麻疹の場合は、数年間、同じ治療をくり返してやっと効果のでる方もいます。
(逆に早く効く体質の人には、副作用として強い眠気やだるさが出ます)
一般的な治療としては、先生がおっしゃったように、
第一ステップは薬で、ヒスタミンをブロックできる状態をつくり、症状をまず治める。
しかしこれは、薬がスイッチをブロックしてくれているから、蕁麻疹がでないのであって、
原因物質であるヒスタミンが出なくなった訳ではないのです。
(人によっては、症状がでなくなったことで、ストレスがへり自然治癒する人もいますが・・・)
そして、次のステップとして、
もともとの原因であるヒスタミンが、いつ、どんな状況、何の刺激で出てしまうのかを
患者さん自身が観察し、医師と相談しながら、
症状の出ることを避ける努力や生活改善を試みて、
ヒスタミンが出ないような生活をする必要があります。
補足
生活改善としては、充分な睡眠や休養をとる、
ストレス発散やリラクゼーションの時間をとる、バランスのとれた食事、
アルコールやタバコなどの刺激物やヒスタミンを含む食べ物を控えるなどが大切です。
薬や医療はあくまで、回復の補助でしかありません。
ストレス自体は取り除けないでしょう、しかし、ストレスを緩和する生活や
身体を休めて免疫力や肝機能を高める努力はできるはずです。
身体に不調がでるということは、
「今の生活じゃ身体が持たないから助けてくれ」という身体からのメッセージです。
慢性ということは、長期にわたって、
身体がSOSのメッセージを出し続けている状態ですから、
しっかりとその声に耳を傾けて、
身体の負担を和らげる生活をしないと、身体が参ってしまいます。
気長で、地道な取り組みになるかもしれませんが、
ストレスマネジメントは、長い目で見たら、他の疾患(生活習慣病や循環器系疾患、癌など)の
予防にもなりますので、少しずつでも取り入れて頂ければと思います。
回復をお祈りしております。
評価・お礼
ATKさん
2011/03/30 19:51回答ありがとうございます!
とても分かりやすく、対策まで書いていただいて、ずっと不安に思っていた事がスッと軽くなりました!
主治医からも、長期的な治療になると言われた様です…
ストレスが原因と言われても、ストレスをなくすというのは無理なので、どうすればよいものかと思っていましたが、書いていただいたことをやって、地道に気長に治療していこうと思います!
ありがとうございました!
回答専門家
- 鈴木 安希子
- (東京都 / メンタルヘルスコンサルタント)
- 安希カウンセリング事務所 代表
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別役 慎司
ビジネススキル講師
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なるほど
ぼくもその症状になったことがあります。
結構赤くただれますよね。
ぼくの場合は、掻かないようにして、抗生物質の塗り薬を塗って放置してました。
一週間もすれば消えていたように記憶します。
病気というのは根本的に不安が燃焼剤となるので、気にしないのが一番だと思います。
たくさん薬を使うことは、不安を持続させることになります。
しかも間違った処方だった場合には、身体のメカニズムを狂わせてしまいます。
病院を転々とする人は、概して不安感が強いです。
医学の立場からではありませんが、ほんの参考までに。
評価・お礼
ATKさん
2011/03/30 19:46回答、ありがとうございます!
そうですね、あまり不安になりすぎるのも、逆によくないですよね;
主治医を信じて、焦らず治療していきたいと思います。
ありがとうございました!
(現在のポイント:-pt)
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