対象:マッサージ・手技療法
昨秋9月8日夕方に、愛犬と河原を散歩中に転倒しました。水場に降りようとしてコンクリートのスロ-プに右足を乗せた途端に細かい砂利で足を滑らせて、転ぶまいと頑張った後でした。素直に転んでおれば、と反省しています。
一晩中、氷で冷やしましたが痛みが去らず、翌朝整形外科医院で診察、早速ギブス装着、松葉杖使用となりました。その後サポーター装着と理学療法士によるリハビリテーションが始まり、湿布薬を貼っていました。サポーターも杖も不要になりましたが、日曜祭日を除き毎日通院して正味30分ほどのリハビリを受けています。
ドクターから「正座ができるまでに戻るはずだ」と言われて、朝夕計8000~10000歩ほどの河原散歩も欠かさず回復に努めましたが、現在も膝周辺に痛みが残り、歩行も不安定で、膝の曲がる角度が125度だそうです。特に階段などの下りが不自由です。
5か月以上が過ぎて「リハビリは終わりです。さらに必要でしたら3月にまた来てください。」とのことで、今日最後の治療になりました。正座どころか、胡座をかくこともできません。少しでも回復に近づけるのはどうしたらいいでしょうか。近隣の専門の医療機関でご推薦がありましたらご教示をお願いします。
補足
2011/02/19 11:262月18日付けで木村和夫先生からご回答をいただきました。中で、「もう少し具体的に」とのことでしたので補足させてもらいました。よろしくお願いします。
でんすけさん ( 山形県 / 男性 / 71歳 )
回答:2件
左膝内側側副靱帯の損傷
詳しくお書きいただきありがとうございます。
通常のリハビリで回復がうまくいかなかったようですね。
膝周辺の怪我は、足をはじめとして、体全体の筋肉の
動きに影響を与えますので、日々の生活が大変だと思います。
膝をはじめとして、特に足の筋肉などをほぐす必用が
ありますので、治療法としては、ゆるめる方法を
選ばれると良いのではないでしょうか?
お勧めは、操体法という痛みを伴わないやり方です。
お住まいの周辺に治療院があればよいのですが。
また、ご自分で行っていただく方法としては
足の指をもんだりする方法もお勧めです。
下記の方法などを試されてはいかかがでしょうか?
http://www.k-soken.com/stretch.html
評価・お礼
でんすけさん
2011/02/20 11:292度にわたるご回答ありがとうございました。操体法の治療院を探してみます。それに、「故障しないストレッチ」も大変参考になりました。早速の返信に敬服です。
回答専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
お手伝いできることはありますか?
体に不調が出る原因は、ご本人だけでなく環境も大きく影響してきます。単純に目の前の困っている症状に対処するだけでなく、どのようにすれば体質改善して病気を予防できるかについてもお話させていただきます。一緒に健康を取り戻しましょう。
膝の痛みについて
はじめまして川井筋系帯療法の川井太郎と申します。
膝が痛む原因はいくつかありますが、
多くは膝関節の使われる角度が悪くなっていることにあります。
1、初期には、膝関節周辺の筋肉が過剰に緊張した状態になって痛みの原因となります。
2、その後、靱帯が傷ついて炎症を起こし水が溜まったりします。
さらに膝関節の角度が悪くなってくると、
3、膝関節内の軟骨(半月板)が磨り減ってきて、
4、場合によっては膝自体の骨同士がぶつかって変形を起こしたりします。
転倒を避けて踏ん張ったことで膝関節の角度が悪くなり、周辺の筋肉の過剰緊張と靱帯が傷ついて痛みが出てきていることが考えられますね。(上記2の段階)
また、膝関節の角度には、膝関節の上下にある股関節および足関節の角度が関係してきます。
膝を動かす筋肉は、股関節および足関節につながっていますので、これらの角度や周辺の筋肉の状態も適切でないと膝関節の角度や動き、対加重負担に影響が出てきます。
このような膝関節の機能角度補正については、整形外科よりも手技療法専門家(整体やカイロなど)の方が得意分野といえます。
状況からすると、朝夕計8000~10000歩ほどの河原散歩というのもオーバーワーク(使いすぎ)ではないでしょうか。
特に今は寒い時期ですし、山形の気候を考えると、股関節や膝、足首の周囲の筋肉が緊張した状態になりやすく、固くなった筋肉で無理をすると、かえって各関節の角度が悪くなります。
今なら暖かい昼間の時間帯に、1日1回あるいは1日おきに、今までの半分程度、軽めの散歩ぐらいがよいのではないでしょうか。また、冷えると筋肉が固くなって血行が悪くなりますので冷やさないようにしてくださいね。
病院であまり改善しないようでしたら、
膝痛を得意分野としている信頼できる手技療法専門家(整体やカイロなど)に膝関節をはじめ、股関節や足関節の角度や機能状況、周辺の筋肉の状態などを詳しく診てもらい、適切な角度で動かせるように整えるがよいでしょう。
ご参考になれば幸いです。
病院でよくならなかった頭痛・肩こり・腰痛・膝痛・慢性疲労など専門
海外でも認められた30年の実績! 川井筋系帯療法治療センター
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評価・お礼
でんすけさん
2011/02/20 11:35懇切丁寧に、しかも当日のうちに、ご回答をいただきました。その誠意に感謝と敬意を表します。ご助言頂いた治療法を検討し、散歩などのやり過ぎを自戒しながら回復に努めます。ありがとうございました。
回答専門家
- 川井 太郎
- (東京都 / メディカルボディチューナー)
- 川井筋系帯療法治療センター 院長
身体の歪みを改整してナチュラルヘルスケア&アンチエイジング!
首肩こりや腰痛、便秘、更年期障害、アトピーなどの諸症状を独自の身体分析法と手技施術で改善へ導きます。40年の実績がある独自の整体「川井筋系帯療法」は、東京、横浜、船橋、大宮、名古屋、札幌でこれまでに5万人以上の施術実績があります。
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