対象:保険設計・保険見直し
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旦那が独身時から入っている定期付終身保険の更新が近づいています
更新ごとに保険料が上がっていき(最大4~5倍)、保障額は下がっていく保険のようです
今後この保険をどうすればいいか、専門家のみなさんの意見をお伺いしたいと思います
旦那37歳・サラリーマン 私31歳・専業主婦 子供なし
現在の保険内容は以下のとおりです
死亡・高度障害の時
32歳から1950万円
37歳から1450万円
65歳から 450万円
80歳から 150万円
短期入院 一時金 4万円
入院5-184日 日額 1万円(癌・成人病 プラス5000円)
長期入院 90日ごとに30万円×6回など
手術 10・20・40万円など
入院後の通院 日額3000円
保険料 約1万円/月(更新で約1700円増額)
内訳
終身保険(ステップ払い) 37歳まで1400円・65歳払込満了
介護収入保障特約(逓減型) 47歳まで3100円
特定疾病保障定期保険特約 37歳まで1000円
災害・疾病関係の特約(6年更新) 5000円
・必要保障額
いくつかのサイトで旦那死亡時の必要保障額をシミュレーションしてみたところ
現段階で1000万円、年々下がって20年後にはゼロになります
質問1
現在、年に100万円ずつ積み立てている老後のための貯金が500万円あります
いざというときはこの貯金を使うとして、医療特約を外してしまうのは無謀でしょうか?
ちなみに旦那にこの提案をしたところ、ばく然と「不安だ」と言い同意が得られません
質問2
この保険には10年前に加入しています
最近の新しい保険がたいへん魅力的なのですが(毎年見直しできる、保険料が安いなど)
それでも現在の保険を続けるメリットはあるでしょうか?
よろしくお願いします
日向の犬さん ( 広島県 / 女性 / 31歳 )
回答:2件
保険の考え方
おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
保険の考え方についてですが、保険は万が一のときにお金に困るから加入するのです。お金に困らなければ加入する必要はありません。まずは万が一のときにどのくらいを保険でカバーすべきなのか検討しましょう。日向の犬さんの入院時などは現金でカバーするという考え方は間違っていません。たとえば一日入院1万円に加入しても状況によっては全然医療費がたりません。やはり手元の現預金などが基本になってきます。
保険の主な加入目的については下記になってくるでしょう。
それに対して保険でどのくらいカバーすべきか考えて見ましょう。
遺族のの生活費、住居費、娯楽費、葬儀費用の準備、入院時の費用など
保険の目的を保険金額がきまったら、目的にあった保険種類と保険会社選びになります。
遺族の生活費の準備、住居費、娯楽費などについては掛け捨ての収入保障保険などが適しています。葬儀費用の準備にについては一生涯の保障の保険(変額保険、外貨建て、利率変動型など)が適しています。入院時の保障については、加入するのであれば一生涯の保障の保険がいいでしょう。
詳細については、私のコラムをご参照ください。また、現状の保険を続けるかどうかについては、保険の目的をよく考え検討してみましょう。保険証券を見ないと正確なお答えはできませんが、おそらく継続しないほうがいいように思われます。
死亡保険の考え方
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpsolution/column/detail/25920
死亡保険金額の計算の仕方
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpsolution/column/detail/22163
遺族年金について(サラリーマンの場合)
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpsolution/column/detail/22181
医療保険の選び方
http://profile.allabout.co.jp/fs/fpsolution/column/detail/59127
評価・お礼

日向の犬さん
2010/11/02 17:43回答ありがとうございます
コラムともに大変参考になりました
(リンク先が違うようで関連コラムを探すのに少し苦労しました・・・)
>葬儀費用の準備でしたら、一生涯保障がある変額保険(終身型)
>遺族の生活費の準備でしたら保険期間を決めて収入保障保険(歳満了タイプ)
この二つを検討してみようと思います
>保険は不安だから保険に加入するのではありません
そうですよね
頭に叩き込んでおきたいと思います
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
2
生命保険の見直しについて
日向の犬さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
質問1について
現在、ご主人様が加入している生命保険では、医療保険部分は掛け捨ての医療特約となっていますので、保険の保障期間が終了してしまうと、医療特約もなくなってしまう仕組みになっています。
また、入院をした場合の入院給付金の支給につきましては、入院5日目からとなりますので、入院1日目から4日目の短期入院には、現在加入している保険は対応していません。
よって、現在加入している保険の医療特約は解約して、別途、一生涯保障が続く終身タイプの医療保険に加入しなおすということでしたら、ご主人様も安心してもらえると考えます。
質問2について
現在加入している保険では、今後死亡保険金額が下がってしまうことになります。
しかし、日向の犬さんの今後の予定として、例えば、お子様のことをお考えでしたら、お子様が生まれた後からの方が死亡保険金額を多くしておく必要があると思われます。
また、現在加入している保険では、日向の犬さんのこれからのライフイベントを考慮していった場合、死亡保障金額の増減が上手く機能しているとは残念ながら思えません。
よって、この機会に現在加入している保険につきまして、一旦解約してもっと日向の犬さんに適した別の保険に加入し直した方がよろしいと考えます。
また、保険の見直しにより、日向の犬さんのお考えのとおり、毎月支払う保険料も安くできると思われます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

日向の犬さん
2010/11/02 17:55ご回答ありがとうございます
質問1について
私自身は必要性を感じないのですが、旦那を説得してみてダメなら
>別途、一生涯保障が続く終身タイプの医療保険
を検討してみることにします
質問2について
やはり解約ですかね
必要保障額の増額には別の掛け捨ての保険で対応しようと考えていたのですが、
本契約の部分だけ残しても保障額が小さすぎて(150万)あまり意味がないでしょうか

渡辺 行雄
2010/11/02 18:16日向の犬さんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
日向の犬さんのご主人様が加入している保険につきましては、本契約部分として終身保険が150万円となりますが、支払う保険料の総額をこの機会に一度計算してみてください。
支払う保険料の総額も死亡保険金とそれほどの差がないようでしたら、貯蓄して150万円を貯めていってもよろしいと考えます。
また、加入している定期付終身保険の場合、多分、終身保険部分だけを残すことはできないかも知れませんので、その点を保険会社で確認をしてください。
これからもお金に関することで、分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
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