そっとしておくことが不安に感じることも

>younagiさん

心理カウンセラーの田尻です。

>時々「あなたに負担を掛けるのは、こういうことでは本来あってはいけないことだと思う」、という風なことをいうことがありました。

>決してしかたなくなどとは思ったことはありませんでした。
>彼女を理解しているし、私が自分を理解してくれた事を嬉しく思っていてくれていましたから。

ええ、でしたら（あくまで部外者の印象に過ぎませんが）彼女もそのyounagiさんのお気持ちを良くご存知で、younagiさんが仕方なくしているなどとは思ってはいらっしゃらないのではないでしょうか。

>とても律儀でもあり、甘えるということを強制的に許されないような教えをする家庭環境で育った彼女ですので、自分が人の力を借りることがとても下手なんだと思います。

>そんな彼女ですから、自分が鬱になり持病の進行も含み、付き合いを続けても自分が私の負担になるだけではと考えている節が、最近の(最後に交わした)言葉にありました。

>負担を極端に嫌う彼女ですから、
>鬱になって、そっとしておかれたことを切っ掛けに自然消滅を考えたりしてしまいそうで不安でたまりません。
>彼女を独りしては、誰も彼女を労わってくれません。

これはあくまで私の主観に過ぎませんので、もし違っておりましたら失礼をお詫び致しますが、younagiさんは彼女のどちらかというとネガティブな面に意識を向けられて、そのことでとても心配されていらっしゃるような印象を受けました。

そこで一つ提案ですが、ここは少し視点を変えて彼女の「ポジティブな面」にも目を向けていただき、彼女にはそのような面もあることを認めて、また信じていただければ、彼女に対する印象も随分と違ったものになるのではないでしょうか。

彼女にも色々とポジティブな面もあるからこそ、younagiさんは彼女のことを好きになられたのですよね。

以上、younagiさんのお悩みの解決の一助になれば幸いです。

こんにちは。
心理セラピスト＆パーソナルコーチの野中です。

前回のご質問は、大変な状況の中にいらっしゃるお相手の方に、自分が出来ることは何か、ということでしたね。

今回は、younagiさん自身の不安をどのように解消していったらよいか、ということになりますね。

その不安とは、younagiさんの存在がなくなったら、お相手の方はますます幸せから遠ざかってしまうという、お相手に対する深い心配と、

お相手の存在がなくなると、自分自身もやっていけないだろうという怖さ、

大きくこの二つなのではないかと感じます。


そして、その不安を少しでも回避するためには、何もせずに待つよりも、younagiさんから連絡を取り続けたほうがよいのではないか、とお考えなのでしょう。


わたしたちは、不安を解消するために、何かしらのアクションを必要とします。
ですから、younagiさんがそのようにお考えになるのもごく自然なことです。

メールをさりげなく、ころあいを見ながら送りたいと思うのなら、それも悪いことではないと思います。


ただ、その場合ひとつだけ、心に留めておいたほうがよいことがあるような気がします。

それは、「不安だから」メールをするのではなく、「希望を持っているから」するのだ、という心構えです。


希望とは、お相手の方がきっと回復されていくこと、少しでも楽な状況を作っていけるようになること、廻りの方たちがお相手の方の辛さを少しでも理解してくれるようになること、
そして、最終的にはお相手の方とベストな状態でまたお付き合いができるようになること、などでしょうか。


もし、younagiさんがご自身の不安な気持ちを抱えたままお相手の方と向き合うと、どんなに頑張って隠しても、きっとその気持ちはお相手の方に伝わってしまうでしょう。

でも、心の内側に希望を持って向き合うのなら、お相手のyounagiさんに対する遠慮や戸惑いの気持ちもきっと薄らいでいくでしょう。