ストレス？

しっぽを追いかける行動は、子犬の成長段階でよく見られます。

成犬になってその行動が残る場合は、ストレスや飼い主の注目を集めるため、というのがその原因として考えられます。

６ヵ月は微妙な月齢ですね。いままでそうしたことがないのであれば、遅まきながら子犬特有の一過性の行動を取っているのかもしれません。もちろん、ストレスかも知れません。

対応策としては、ひっぱりっこ、取ってこい、散歩など、運動量を増やし、飼い主との相互関係が作れる状況でエネルギーを発散させることです。

それだけでもストレスが原因であれば良くなって行くはずですが、加えてビターアップルなど苦みスプレーをしっぽにスプレーすればより効果的です。

しつけに関してはどうなのでしょう。
しつけとはオスワリやフセを教えることではありません。しつけとは、飼い主と暮らす上で、様々な状況でどうしたらいいかを教えてあげることでもあります。

適正なしつけを通して、犬に飼い主との生活において様々な場面で、どうしたらいいかを伝えていければ、犬は日々不安なく暮らしていけます。飼い主との信頼関係も構築でき、結果ストレスも軽減できます。

もちろんその適正なしつけとは何かを飼い主が学ぶためには、しつけ教室などに通われる必要があります。

お住まいは東京のようですから、ぜひCan ! Do !にお越し下さい。せめてセミナーだけでも受講してみてはいかがでしょうか？
日程などは、http://www.petcom.jp/event.htmlでご確認いただけます。

至近のセミナーは６月30日（土）17:00から行われます。
ご検討下さい。

※しつけ全般に関しては、拙書「犬は知的にしつける」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902584255/
をご参考にしていただければ幸いです。

子犬によく見られる行動です。
退屈だったり、ストレスだったり、遊びとして学習されたものだったり、理由はいろいろです。
トレーニング中にやり始める子犬もいますが、学習過程にある中で「どうしていいか分からない」など、頭の中がいっぱいいっぱいになってしまった時にやり始める印象があります。

犬の能力を超えた作業を要求したり、言葉を使いすぎたり、大声を出して指示を出したり、精神的に追い詰めてしまってはいませんか？

しつけを通してスムーズにコミュニケーションが取れるようになり、何をすればいいのか、を十分理解し、自信を持って行動できるようになれば、そのようなストレスは感じなくなり、またそういった行為も自然と無くなっていくと思います。

不安があるようでしたら、しつけ教室に通われるか、専門家に直接指導してもらうといいと思います。

の可能性もゼロではありませんので、
以下について工夫してみてください。

ヒマになると、やると思いますので、
まず、

・ヒマにさせないように、楽しい遊びを考えること。

・おやつを使ったトレーニングを、たくさん行うこと。

・始めたら絶対に声をかけないこと。
（できれば、部屋を出て行くとか、出かけるふりをするなど
してみてください）

・散歩の時間を長くしてみてください。

それでも、あまり変化がないようでしたら、
「バッチフラワーレメディ」などの、ハーブの力を借りながら
プロの指導のもと、家でのしつけ指導をお受けになることを
おすすめします。

しっぽを追いかける行為の原因はいろいろ考えられます。
原因についてはここでは何とも言えませんが、多くの場合ストレスによって起こります。
ですから、しっぽを追い始めたら気をそらすようにして止め（決して怒らないでください）、まずはストレスの原因を探してみてください。
もし原因が分かれば、そこを改善すればよいでしょう。

ただ今後も「止めようとしてもどうにもこうにも治まらない」ということであれば、一度専門家にアドバイスを受けることをお勧めします。

songさんが、ワンちゃんのことを理解し、どのように対処したら良いのかが分かれば、しっぽを追う行為はなくなるでしょうし、もっともっと良い関係が築けますよ(^_^)