家が建つ地盤

　横山彰人建築設計事務所の横山です
　家を建てる地盤のことだけに、ほんとうにご心配だと思います。

　この問題は地盤の強度が現在どれぐらいあるかという事が明確にならないと、お答えのしようがありません。

　地盤のデータがあれば見せていただくか現地の状況や、土地を契約したときの契約書、特に重要事項説明の部分を見る必要があります。

　本来3Mの擁壁であれば、以前どんな土地か分かりませんが、開発行為にかかれば当然行政側からの一定の基準を満たし、検査も通っているはずです。

　そこの部分が前述の資料を見ないと、売主の瑕疵であるかを含め分かりません。
　また本当に瑕疵であれば仲介業者も仲介責任を問われますから、容易に認めないでしょう。

　また地盤の強度も、地下車庫の上に重量のある鉄筋コンクリートの建物が建つのか、木造が建つのかによって考え方も変わります。

　その辺の判断は基準はありませんので、設計者の責任の下で決定されます。


　ハウスメーカーは社内で独自の規定があり、こうすれば大丈夫という応用や臨機応変な対応は出来ない事が多く、断られたからと言って気を落とす事は早いと思います。

　資料を見せていただければ、様々な提案が出来ると思いますので、よかったらご連絡いただければと思います。

　早く解決すればいいですね。


　横山彰人