対象:一般歯科・歯の治療
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小川 朗子
歯科医師
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詰め物について
はじめまして。歯科医師の小川です。
虫歯になったところの治療ですね。
保険治療でも自由診療でも、「虫歯を確実に除去する」という部分では同じなのですが、虫歯の除去→詰め物の型取りから接着までに使用する材料や機器が、自由診療の場合にはとても精密に、“より歯にとって良い”治療を行うことができます。
保険治療でも虫歯を取って消毒して、歯の神経を保護するお薬を使用しますので、きちんとその過程がなされていれば、虫歯の再発リスクは低いです。
しかし、詰め物の材質とその際の接着技術で、長期的に見ると虫歯の再発リスクに違いが生じてきます。
たとえばセラミックの場合は、保険の銀の詰め物に比べ歯の硬さに比較的近いことから詰め物自体の歯へのなじみはいいですし、
接着法や接着剤も非常に優れていますから、詰め物の歯への接着度や封鎖性はとても高いです。そのため、限りなく自分の歯を残し、かつ虫歯の再発も防ぐことができます。
“歯のための良い治療”を行うために、私たち歯科医師が技術や知識を高めるのはもちろんのこと、材料メーカーが常に、臨床現場での声を反映させて新材料の開発に取り組んでいるため、自由診療のレベルはとても向上しています。
そういった意味では、私個人的には自由診療のほうが「歯にとっての最善の治療」なのではないかと思っています。
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この回答の相談
虫歯の歯の詰め物(銀色)がとれ、虫歯になっています。(38歳女性)今後の治療について悩んでいます。自分の歯を長く使いたいので、歯にとって最善の治療をしたいです。「保険治療」と「… [続きを読む]
moetmoetさん (千葉県/38歳/女性)
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