必要な保障を見直すチャンスかもしれません

ムコメルさんはじめまして、東京都大田区で保険見直しや資産運用・
ライフプランを相談できるファイナンシャルプランナーの照井博美と申します。

転換は現在の保険の「積立部分」や「積立配当金」を下取りに出して
新しい保険の一部に充てることですが、今から約20年前に加入された
保険であれば今よりかなり予定利率が高かった保険から現在の低い
予定利率に下がりますので、おすすめしませんね。　あくまで新しい
保険に加入することになるので告知または診査も必要です。

提案されている保険は、主契約が介護年金の終身保険で、
それに終身保険特約がついているタイプのようです。

所定の介護状態が180日間継続し、かつ、回復の見込みがないときに
介護年金が終身で支払われるものかと思います。　基本介護年金額も
どこかに書かれていると思いますので確認してみましょう。
その金額が介護年金として1年間あたりに出る金額です。
それに死亡・高度障害のときに1,000万円が出る特約がついている
と思われます。　ポイントとしては、所定の介護状態とは
どんな場合なのか、よく確認しましょう。　受け取る可能性が
極めて低い場合もあるからです。

また、現在ご主人に万が一の場合の保険金額は全保険合わせて
(第一生命の年金で15年間もらう分もトータルで)8,763万円ですが、
こんなに必要ですか?　いちどきちんと必要保障額を計算してみると
よいでしょうね。　もしこれが過大であれば、保険料が無駄ですよね。
おそらく記載の保険料は今後かなり負担なのではないでしょうか?

家族全体の保険を見直すうえで、参考になるかと思います。
よろしかったらご覧ください。
コラム「保険を見直すときの優先順位は何か?」