対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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土地購入判断に必要なこと
stellinusさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
土地購入を検討するときに必要なことは、
*ボリューム検討
その土地に、最大どの位のサイズ(面積)の建物が建てられるかを算定します。
建ぺい率、容積率以外にも、道路斜線、高度地区等により規制され、容積率一杯建てられるとは限りません。
容積率160%ということは、前面道路は4mですか。
> 3階建ての場合だと斜線などは特に気にせず建てられる土地のようです。
本当でしょうか?確認する必要がありそうです。
最大ボリュームに概略の間取りを当てはめ、イメージされている家が可能かどうかを検討します。
*予算
RC(鉄筋コンクリート)造とします。
土地面積:46平米で3階建ての場合、床面積に対して外壁面積の比率が多いので、コストが上がります。
地下は、建ぺい率に関係なく面積を取れますが、山留め、地下外壁が、床面積に対しとても多いので、かなりのコストアップとなります。
もう一つ大きな要素は、地盤です。
RC4層となると、杭が必要な可能性が高く、杭長さによって、工事費が大きく変動してしまいます。
周辺地盤から、地盤状況の調査が必要です。
これらの要素を入れないと、概算を出すことができません。
土地購入を判断するためには、最低これらが必要で、RCに強い専門家に相談されることをお勧めします。
参考にしていただけたら幸です。
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この回答の相談
自力ではとてもわからなかったので、
専門家の方のご意見を伺いたく質問をさせていただきます。
都内に46平米、間口4,8m、2種中高層、防火地域、
建ぺい率60%、容積率160%の土地を購入し… [続きを読む]
stellinusさん (東京都/35歳/女性)
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