対象:住宅資金・住宅ローン
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現金での購入が可能なら、それが一番お得です。
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ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
住宅ローンを借りるには、住宅ローン借入のための諸費用として、
銀行事務手数料、ローン保証料、抵当権の設定費用、
金銭消費貸借契約書に貼付する印紙代等々の費用負担が発生します。
仮に1000万円程度の借入を都市銀行で行った場合、
上記の費用は、ざっと30万円弱くらいになると思います。
その上で、借入金に対する金利が発生します。
住宅ローン控除での戻りもありますが、通常の金利設定においては、
住宅ローン控除の戻りよりも支払う金利の方が大きくなります。
最大のポイントは1000万円の住宅ローンを組むのか、
住宅ローンは使わないで現金で購入するのかだと思います。
金銭的なメリットだけを考慮すれば、現金での購入が良いと思います。
また、仮に住宅ローンを組む場合の金利タイプに関しては、
実質的に予定している返済期間に依存します。
ある程度短期で返済を予定しているのであれば、
変動金利の金利優遇を活用して、早期に完済することを
お薦めします。
逆に、20年以上などのある程度の期間をかけて返済する予定であれば、
フラット35等の超長期の固定金利も検討の選択肢になると思います。
最終的に住宅ローンを組むのか、現金で購入するのかに関しての判断は、
手持ちの現金が減ることに対する恐怖心との心理的葛藤になると思います。
あまり、手持ちの現金の減少に対する思い入れがなければ、
論理的に考えて、現金での購入に踏み切れば良いと思います。
また、将来的な不安があり、手持ちの現金をなるべく使いたくない
のであれば、住宅ローンに関する費用と金利については、
心理的な安心料と思って、住宅ローンを組めば良いと思います。
最終的には、「銀兎」さんが一番安心できる方法をとれば良いと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
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この回答の相談
過去のQ&Aを拝見しながら勉強していますが、アドバイスいただきたく質問いたします。
新築戸建4200万を現金3200万、足りない金額1000万を私名義でローンを組み購入しようと思います。
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銀兎さん (埼玉県/39歳/男性)
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