対象:ペットの医療・健康
RE:癌が発覚した犬のフード
腫瘍をもつ場合、栄養面で問題が起きるのは悪液質(腫瘍によって体内の炭水化物、たんぱく質が消費され痩せてしまう状態)がみられる時です。炭水化物は腫瘍細胞のエネルギー源になりますので制限し、その代わりにたんぱく質、脂肪が犬にとってのエネルギー源となります。このような条件を満たす食事は高脂血症、膵炎、慢性腎不全をもつ場合には禁忌となりますのでご注意下さい。他に腫瘍の進行を遅らせる成分としてはアルギニン、オメガ3脂肪酸、抗酸化物質などが知られていますがサプリメントのような形で補給することはお勧めしません。犬の栄養学的なバランスを保つことは健康時だけでなく、腫瘍が発生したときも重要です。手作りフードは栄養バランスをとることが難しいので、まずは療法食を使用することをお勧めします。
どのような療法食があるのか、かかりつけの動物病院へご相談されると良いでしょう。
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この回答の相談
我が家の5歳♀ビーグルですが、血便が続き直腸に腫瘍らしきものがあった為、全摘出し病理検査に出したところ
腺癌と診断されました。
今は全摘出してあるし、他にも転移は見られない状態で、
癌も高分化… [続きを読む]
らんそらママさん (愛知県/32歳/女性)
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