小川 亜紀子
しつけインストラクター
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噛み癖
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きっとT.OICさんのダックス君は、嫌なことをされるときは噛めば逃れられると覚えてしまったのでしょう。
これは、おっしゃるように家庭内の序列や順位関係の問題ではなく接し方の問題です。
つまり、耳掃除など犬が苦手なことをするときに、どのように行うかが問題なのです。
嫌がるからといって、無理やり押さえつけて耳掃除をやれば、暴れて噛み付くのは当然です。
そしてそこで叱れば、暴れていることを注意されてるとは思わず、さらに攻撃されていると勘違いしてしまいます。
ですから、耳掃除など嫌なことを無理やりやるのではなく、ガムやおやつなどを噛ませて「美味しい〜」と思っている間に終わらせてしまうことです。
(今は相当敏感になっていると思いますので、耳掃除ならめん棒などの道具を見せただけでおやつをあげると良いでしょう。)
そうすればそのうち「耳掃除=良いこと」と感じるようになり、嫌がって噛むこともなくなります。
ブラッシングや耳掃除、爪きり、シャンプー、足やお尻を拭くなど、体の手入れをするときに噛んでくる場合は、上下関係の問題ではなく、全て飼主側のやり方に問題があります。
ですから、荒治療なんてやっても決して解決はしません。(さらに言えば、どんなケースでも荒治療は良い結果を生みません。)
T.OICさんのダックス君は、かなり臆病で出血するほど噛むということなので、できれば早いうちに専門家に直接みてもらうことをお勧めします。
評価・お礼
T.OIC さん
ありがとうございました。いままでは、たとえば耳掃除ならめん棒を見ただけで逃げていく状態でしたが、おやつや玩具を与えながらようやく改善の手ごたえ、兆しが見えはじめています。
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