対象:住宅資金・住宅ローン
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渡邊 英利
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローン、固定か?変動か? 選択のポイントについて
hige8様
はじめまして。ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。
住宅ローンのことを真剣に考えると、
固定金利にしようか変動金利にしようか、迷ってしまいますね。
hige8様におかれましては、
''この先の金利がどのようになっても不安にならない返済プラン''
を作られるのがよろしいかと思います。
仮に、hige8様の想定どおり10年後の変動金利が4%前後としたとき、
1年当たり0.275%の金利上昇をすると仮定します。
※毎年同じ幅で金利が上昇することはありえませんが、
シンプルにするために、そのように仮定します。
すると、当初月々約11万円の返済額が、10年目には月々約16万円
となることが想定されます。
ちなみに、その時の優遇も1.5%であれば優遇適用前の
店頭での変動金利は5.5%です。
これはおよそ1993年の金利水準で、10年物の国債の利回り
(長期金利といいます)はおよそ4.3%の頃で、
過去13年ほど、その水準より下回った状態が続いています。
また、仮に現時点で4000万の35年満期、当初10年固定1.5%優遇で
固定金利のローンを組んだ場合、10年間は月々の返済額は
およそ14万円と想定されます。
すべて固定に借り換えたほうが良いかどうかの判断は、
1.固定に関して、優遇期間が当初優遇なのか、
全期間優遇なのかを考慮したうえで、
2.どの程度まで金利が上ったら変動金利の当初の
メリットが相殺されるかのシミュレーションをし、
3.その金利上昇シナリオが現実味があるか、
あるいはhige8様がご納得されるシナリオかどうかで、
判断が可能かと思われます。
いずれにしても、納得のいく借り換えをされる場合は、
そうなるかならないかは別として、過去のデータを参考にしながら、
専門家とともに''そうなった場合''のシミュレーションをしながら、
返済額の見える化を図りましょう。
FPワタナベ ライフデザインオフィス
ファイナンシャルプランナー 渡邊英利
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4月にマンションを購入しました。変動金利が1.5%優遇により0.975%と低いこと、不景気であり直ぐには金利が上がらないこと、この約10年間を見ても今後4%前後ぐらいまでしか上がらないだろ… [続きを読む]
hige8さん (東京都/35歳/男性)
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