対象:保険設計・保険見直し
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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保険会社破綻時の年金保険は・・・?
soulhead 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャル・プランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。
ソルベンシーマージン比率は外部機関が算出しているわけではありませんので、数値を完全に信じるのはよくないですね。
また保険会社の安全性はソルベンシーマージン比率だけで判断するのは危険ですね。
実際200%以上の数値であれば問題がないといわれながら、過去の破綻保険会社はすべて直近のソルベンシーマージン比率は300%以上ありました。
また新しい保険会社は20,000%以上あったりします。
保険会社も決められた数式で算出されるソルベンシーマージン比率をあまりにもかけ離れた数値を出すわけにもいきません。
私の感覚ですが、800%以上hが安全水域だと思います。
それから、破綻した場合、責任準備金の90%は保障されることになっていますが、例えば破綻した生保の年金に加入していた場合、破綻した時点で即解約するべきか、引受会社が決まるまで待つべきか?どちらが得なんでしょうか?
⇒貯蓄性のある保険については、予定利率の引き下げの影響も受けますので、保険会社の安全性を考えた上で加入しなければいけません。
安全性に疑問がある保険会社の年金保険は継続しない方が賢明ですね。
破綻した保険会社の解約は早期解約控除により削減率が高くなりますし、破綻後の年金額削減率が高くなりので、どちらにしても損です。
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
以上よろしくお願いいたします。
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この回答の相談
生保の安全性を知る目安としてソルベンシーマージン比率の高さがありますが、破綻した大和生命は555%だったと思いますが、どのくらいの数字があれば大丈夫なんでしょうか?
それから、破綻した… [続きを読む]
soulheadさん (福岡県/51歳/男性)
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