原因は「栄養の乱れ」と「低体温」か・・?
朝なかなか起きられず、憂うつな状況があるようです。加えて胃やノドの調子が悪くヘルペスがある事から、胃腸を中心として身体的にもトラブルが発生している可能性があります。
朝の目覚めが悪い原因の一つとして「睡眠時無呼吸症候群」があります。夜間の睡眠中に気道の狭窄が起こり、ひどいイビキと数秒〜十数秒の無呼吸が発生するものです。その結果として眠りが浅く熟睡感がありません。朝は起きるのが辛くなり日中も強い眠気に襲われます。
ポイントは「イビキ」や「無呼吸」があるかどうかですが、本人は気づかない場合が多いので、家族の方がチェックする必要があります。もしこれらがあるようなら「イビキ外来」のある病院(多くは耳鼻科)を受診して下さい。
朝の目覚めの悪い方に目立つのが、自律神経やホルモンの乱れです。通常は夜間になると「メラトニン」という物質が産生されて眠気を催し、朝方になるとステロイドホルモンが分泌されて目覚めます。ところがこのサイクルが乱れると、夜間に充分眠れずに日中眠くなるという逆転現象が起こります。こういう事が続くと、うつ状態や胃腸の不調などを併発します。
原因として考えられるのが、一つは栄養バランスの乱れ、もう一つは低体温です。
最近目立つのが、砂糖や植物油など精製食材の摂り過ぎ、それと対照的な野菜・果物不足による体調不良です。その結果としてビタミン・ミネラル・ファイトケミカル(植物性生理活性物質)の深刻な不足を招き、自律神経やホルモンの乱れに結びつきます。結果的に体力が低下し、目覚めの悪さや胃腸の不調に結びつきます。
体温は通常36.5℃ですが、最近35℃台の方が目立ちます。やはり自律神経などの不調を招きます。原因としてはストレス、運動不足、栄養の乱れなどです。
八重洲よしのクリニックでは、栄養バランスの乱れや低体温などの治療を行なっておりますので、症状が続くようであればお問い合わせくださいませ。
回答専門家
- 吉野 真人
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
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