対象:住宅資金・住宅ローン
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渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの件
junnjunnさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『土地を現金で支払い2,000万円をローンにして返済していく方法と、6,000万円すべてローンにして減税や助成金、利息を支払っていくのではどちらがよいのでしょうか。』につきまして、単純には銀行員の方の言っていることももっともに聞こえてきますが。この場合は具体的な数値を算出して比較検討していただく必要があります。
6,000万円すべてローンとした場合、ローン金利が1.475%となりますので、毎年支払うローン利息金額は10年間の平均で70万円から80万円ほどとなり、ローン金利が上昇しなければ、10年間では最大800万円ほどローン利息として支払うことになります。
これに対して住宅ローン控除につきましては、あくまでも所得税額控除と今回は住民税も控除されますが、どちらにしても税額控除となりますので、相当な高額所得者でもない限り600万円という金額を控除することは難しくなります。
また、エコ住宅分を加えても800万円には届かないと思われますし、変動金利ということもあり、今後、住宅ローン金利が上昇していった場合、借入金額が6,000万円すべてローンということもあり、支払う住宅ローン利息はさらに増加することになります。
銀行さんはお金を貸すことが商売ですから、このようなことを言ったのだと思います。
都市銀行の一年物の定期預金に預けても利率は0.2〜0.3%ほどにしかなりません。
ローン金利が低い変動金利でも、1.475%もとっているのですから、どちらが有利かきっとお分かりいただけると思います。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
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この回答の相談
はじめまして。土地の支払い期日が5・1とせまっておりましてどのようにすべきか焦っています。今回土地から購入してマイホーム予定しております。土地、建物で合計6000万(土地… [続きを読む]
junnjunnさん (埼玉県/43歳/女性)
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