対象:マッサージ・手技療法
吉川 祐介
カイロプラクター
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腱を伸ばしたとは
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「腱が伸びる」というのは、実際には腱を作っている線維の一部が切れたことをいいます。
切れた部分は、時間とともに再生していきますが、その時痛みを感じる神経が傷の周りに集まってくるため、組織が回復しても痛みを感じやすくなります。
これは、本来は同じ所をまた痛めないようにするための、自然な防衛作用であると考えられますが、傷が治ったあといつまでも引きずらないように、痛めない程度に腱をストレッチしたり、筋肉を鍛えたりするエクササイズをしてあげると、次第に傷みかたが少なくなって消えていくことが多いようです。
エクササイズの加減は、「痛みを感じ始めるくらいの強さ」までを限度として、やりすぎないようにしましょう。
腱は一度伸ばしてしまうと、伸びやすくなってしまうかということですが、再生が不完全な状態では強度も不十分なため、また同じ場所に傷が入りやすいということは言えます。
多くは、前述のように痛みに対する過敏性があるので、怪我をする前には平気だった運動で痛みを感じるため、「また伸びた」と思うこともあるのではないかと思います。
ダンスもかなり激しい運動なので、十分な準備運動と、事後のストレッチは欠かさずおこなった方が怪我の予防になるものと思います。
楽しく、長くダンスを続けられるように、これを機にお身体のメンテナンスを少し考えてみられてもよいのではないでしょうか。
良いカイロプラクターは、運動についても知識が豊富です。
どうぞお大事になさってください。
吉川祐介ウイケアカイロプラクティック
評価・お礼
かめみ さん
ご回答ありがとうございました。
とても分かりやすく、少し気分も落ち着きました。 ご説明の通り、ストレッチをしながら少しずつ治してこうと思います。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
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かめみさん (東京都/37歳/女性)
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