対象:マッサージ・手技療法
吉川 祐介
カイロプラクター
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機能性発声障害について
「機能性発声障害」ということについては、わたしも知識がないので調べてみました。
日本のサイトでは機能性発声障害のなかの「痙攣性発声障害」に関する情報はかなり見られますが、機能性発声障害についてはあまりないようですね。
そこで海外のサイトを調べたところをお伝えいたします。
e-Medicine
機能的な声の病気
**イントロダクション
機能性発声障害とは声を変質させる解剖学的・神経学的病因が見つからないものをいいます。機能性発声障害は、発声困難で病院を訪れる患者さんの少なくとも10%を占めています。女性に多く見られるようです。
変化しやすい所見と複数の増悪要因が見られることが多く、誤診されやすいといえます。機能性発声障害の患者さんには、心理社会的問題が存在することがあります。多くの患者さんに、気分障害、不安障害などの兆候が見られるようです。
機能性発声障害を4つのカテゴリーに分類しています。
1.心因性
2.特発性
3.不正使用あるいは過剰使用
4.機能亢進性
**心因性発声障害
心理的ストレス下における不適切な適応として発声障害が現れたもの。ミネソタ多面人格目録で、不安、身体の不満、内向性などに関して高いレベルを示します。
**特発性発声障害
その多くは痙攣性発声障害を意味します。声帯のジストニア(焦点性失調)です。
(注:ジストニアとは、大脳基底核あるいは神経系の障害で筋肉が意識と無関係に収縮したり緊張状態になるもの)
**不正使用あるいは過剰使用による発声障害
このケースでは、一般的に声帯機能の亢進が見られます。胃食道逆流症候群、ストレス、過度の声の使用が要因になるかもしれません。しばしば感情的なストレスが見られ、首や肩の筋肉の緊張などを伴うことがあります。
以上、要約ですが参考になりますでしょうか。
吉川祐介 Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア
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声がでにくくて困っています。
私は高校生のとき、優しい感じの声にあこがれ、声をだすとき喉仏を下げ、息をだしながら発声するというように意識的にしていた時期があり、そうしているうちに以前のような張… [続きを読む]
mirror1013さん (兵庫県/22歳/男性)
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