対象:マッサージ・手技療法
吉川 祐介
カイロプラクター
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咽のふさがり感
のどのつまり感を訴えるケースでは、さまざまな原因が考えられます。
耳鼻咽喉科などでの診察では、器質的な原因がなかったとのことですので、機能的な問題を考えていくと、咽の筋肉を支配している神経、舌の支配神経、頚部の筋肉の緊張、頭部から頚部、顎関節を含めた配列の不正などが考えられます。
東洋医学的には、気滞といって気がふさがって滞ると起こる「梅核気」という症状になります。感冒薬での処方として代表的なものが、ご質問者さまが処方された「半夏厚朴湯」になります。この処方で改善されないとなると、単純な気滞というわけではなさそうですね。
前述のような神経支配や筋緊張なども含めた統合的なケアを受けることで解決の糸口が見つかるかもしれません。
また、咽という部分は、もともと「えら」であったものが進化して構成されています。原初のえらは、呼吸と摂食行動を行う器官でした。そのため、自律神経の影響が色濃くでる場所になっています。そのため、自律神経系の機能を改善することも大切です。
こうしたことを考えると、マッサージや接骨院よりは鍼灸、カイロなどのほうが適応する可能性があると思います。
茨城県でご紹介できるのは、ひたちなか市の東洋鍼灸院さんがあります。もし、連絡先等お知りになりたい場合は、わたしまでご一報ください。
回答が参考になれば幸いです。
吉川祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア
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半年前からのどのつまり感を感じています。食事中や睡眠中はさほど感じませんが、午後から夜にかけて強くつまり感を感じます。毎日のことで大変精神的にも辛いので内科や耳鼻咽喉科で診断を受けました… [続きを読む]
timetripさん (茨城県/43歳/男性)
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