長江 信和
心理カウンセラー
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【喪失と悲嘆】
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大切なご家族(愛猫)を病気で亡くされたのですね。お悔やみ申し上げます。この半年間、ご自分を責められたり、後悔されたりして、苦しい毎日を過ごされた様子が伺えますが、それだけ大切な存在だったのでしょう。かつての獣医への恨みが続くのも、無理のないことかと思われます。
しかしながら、トラウマが辛くて耐えられない、というのは、心配ですね。心療内科に通院中とのことですが、薬なしでやっていけるのかどうか、この先、不安に感じられるのですね。幸い、現在は、落ち着きを取り戻されている様子ですので、主治医の指示通りに、しばらくは経過を観察されるのがよろしいかと思います。
その一方で、カウンセリングも役に立つかもしれません。例えば、天国にいる愛猫は、この半年間のyukimiさんの様子をきっと見守っていると思います。どのような気持ちを抱いているでしょうか?人間の言葉を話せるとしたら、どのような言葉をかけてくれますか?この17年間は、愛猫にとって、どのような一生だったのでしょうか?お一人では難しいかもしれません。カウンセラーの助けを得ることで、思い出を整理しやすくなることがあります。
悲しみや後悔、自責感、恨みなどの感情を持つことは、おかしなことではありません。大切な存在を亡くされたわけですから、自然な反応であると思います。多くの人々は、何ヶ月も、何年もかけながら、大切な存在との思い出を整理していきます。もしお一人で辛く感じられるときには、カウンセラーの助けが役に立つかもしれません。大切な愛猫との関係を記憶にとどめることで、ご自分の人生が少しずつ再開されるのではないかと思います。
**【ご参考】
心の回復のために
http://www8.cao.go.jp/koutu/sien/19html/manual1_kaitei.html
ペットロスホットライン
http://www.ddtune.com/plm/old/index.html
国内の相談機関(カウンセリング)
http://www.ubiquitous-counseling.com/japaneseref.html
評価・お礼
yukimi さん
長江先生、丁寧なご回答本当にありがとうございました。こんなに苦しみや哀しみをひきずっているのは自分だけなのだろうか、ずっと辛いままなのだろうか…と思っていました。けれど、多くの人が何か月、何年もかけながら整理してゆくという言葉にとても励まされました。
カウンセリングも、自分一人で悩むよりはお話を聞いてもらえることで、何か少しでも変わっていければと思いました。
とても参考になるリンクも本当にありがとうございました。
長江先生にこうしてご回答頂けただけでも心が軽くなりました。本当に感謝しております。
頑張って少しずつ愛猫との思い出を胸に立ち直ってゆきたいと思います、ありがとうございました。
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この回答の相談
半年前、17年一緒に過ごした大切な愛猫を病気で亡くしました。
当時、病院へ連れていきましたがあまり良くならず、急変して亡くなってしまいました。
それから、自責の念と後悔の念で苦しんでいます。
… [続きを読む]
yukimiさん (埼玉県/26歳/女性)
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