対象:住宅設計・構造
安井 正
建築家
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既製品ではなく、現場でつくつ階段にこだわってみては
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ロミママさんこんにちは。
クラフトサエインスの安井正です。
階段を建材カタログから選ぶようにと工務店から言われているとのことですが、ロミママさんのシンプルモダンのイメージからすると、どうも違和感を感じておられるようですね。
リビングにある階段はそのデザインによって空間の雰囲気をかなり決定しますね。
なので、ここはこだわって、新建材の既製品ではなく、素材をつかって大工さんに現場でつくってもらう階段をお願いしてはいかがでしょう。多少追加の費用が発生するとはおもいますが、
後で後悔しないためにも、粘ってみてはいかがでしょう。
住宅雑誌などで、イメージに近いものを工務店さんに見せて、こんな感じのものをつくることは出来ませんか?追加の費用はどれくらいでしょうかと相談してみるとよいと思いますよ。
階段下を収納にするためには、特に新建材である必要はありません。建材カタログから選ぶよう進めているのは、もっと別の理由、工期を短くしたい、現場での大工さんの手間を減らしたいなどがあるように思います。
写真は私の設計した階段で、杉板の段板と桐の集成ボードを蹴上げと壁面に貼っています。
手摺は鉄と木を使ってシンプルにつくっています。階段下の空洞部分は収納で、まわり段の三角の踏み板は取り外せて内部を収納として使えます。
評価・お礼
ロミママ さん
ありがとうございました。感じた違和感が間違いじゃなかったんだと思いすっきりしました。工務店さんに言ってみます!
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