対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
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からあげ天国さん お久しぶり
勉強熱心なからあげ天国さんに専門家もついてゆくのが大変なのか、なかなかレスがつきませんね?
太陽光発電システムについてですが、ソーラーパネルは最も発電効率の良い角度で太陽光を受けようとしている訳ですから、夏場にかなり熱くなるのは当然ですが、それは屋根材以上の温度になる訳ではなく、屋根材と同等の熱さになると思われます。
屋根からの伝熱を抑えようと考えるなら、屋根の上にソーラーパネルを乗せた方が確かにいいかもしれませんが、それにさらに意匠性を考慮しようとすれば、パネル面に合わせて屋根の上に置屋根をつくる手はあります(置屋根は、最近ヨーロッパで意匠的に見せたい屋根を設計する時によくやる手法です)。
しかし、ソーラーパネルも屋根材一体型のものも各メーカーから出ていますから(例えば、クボタのエコロニーやシャープのサンビスタなど)、普通に屋根断熱をして使用できるのではないかと思います。
こういう話しは、その家をどんなデザインにしたいのか、ということで決まってゆくことですから、漠然とどうするのがいいのかという話しはできないのですが、、
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評価・お礼
からあげ天国 さん
ご回答ありがとうございます。
安藤教授といえば,私の中では「板倉造り」「越屋根」「置屋根」の三点セットです。越屋根と置屋根については,『風と建築』(INAXギャラリー)などで紹介されています。
これからもブログ等拝見させていただきます。
様々なアイディアを楽しみにしています。
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この回答の相談
自宅に太陽光発電システムを導入したいと思っていますが,パネルが夏場はかなり高温になると聞き,躯体への伝熱を危惧しています。そこで,躯体への伝熱を抑える屋根の工夫について教えてください。瓦屋根にパネルを屋根置きするだけでもいいのでしょうが,意匠性にも配慮した置屋根工法などありましたらご紹介ください。
からあげ天国さん (宮崎県/41歳/男性)
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