対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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1階リビング案、2階リビング案共に考えられる
ayasyoryuさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
前回の敷地ということでよろしいですね。
まず1階リビング案についてですが、
ayasyoryuは少し誤解されているかもしれませんが、吹き抜け付きリビングにした場合、「1階が真っ暗にならず、光が差し込む」のでなく、サンサンと明るいリビングが可能です。
写真は、敷地はもう少し広いのですが、同じ北道路の正方形敷地に建つ家で、南側には2階建てが建っています。
南側外壁の日当たりの様子と、吹き抜けリビングの明るさがわかると思います。(写真用に照明を点けていますが全く不要)
吹き抜け2階の窓(ハイサイド)は、晴れていれば常に日が当たるので、ここからたくさんの日照が得られ、ブラインドでコントロールして、部屋中明るくする事ができます。
さて、2階リビング案もいい案ですね。
メリットは、明るいことの他、天井を屋根なりにつくることで、高く自由な形状にすることができることです。
1階は個室が多く、耐震壁が取りやすいのですが、将来を考え自由度を残しておく必要があります。
問題点はおっしゃるように、リビングを通らず個室に行けることが挙げられますね。
私も子供部屋へは、玄関からリビングを通る動線が良いと思います。
解決案は、玄関を2階に設けることが考えられます。
1階の個室に、外部に出入りできる窓があるでしょうから、直接出入りを完全に防げるわけではありませんが、玄関-リビング-子供室の動線となり、玄関へはドラマチックな階段も可能と思います。
2階にバスは十分可能ですが、バスは本来個室エリアにある方が使いやすいので、1階案もあると思います。
参考にしていただけたら幸です。
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