対象:インテリアコーディネート
広さを活かした家具配置について
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。
賃貸住宅ということで、できることが限られてくると思いますが、幸い広いリビングスペースがありますので、収納力を重視する場合は、おもいきって「収納スペース」を確保ですることで快適な暮らしが実現できると思います。 ご質問のような広い空間がある場合は、たくさんの収納家具をレイアウトすることより結果として広々した空間が活かせると思います。
6畳の寝室には、ベットをレイアウトすると他には余裕はないと思いますので、30畳のLDKスペースで考えてみます。 おそらくキッチンスペースを除いても25畳程度はあると思いますので、リビングスペースの一部を3畳程度、高さのある(H180センチ〜200センチ)収納家具(システム家具など)で間仕切り、空間をセパレートしてしまいます。
収納スペースとして確保した3畳程のスペースは、リビングからは直接見えないため使い勝手や収納力を優先し、ラックやハンガー、本棚などをレイアウトして「収納庫」にします。
リビングスペースに面する部分は、たとえばTVボードにするなどデザインや快適性を重視して考えてみます。 ご予算にもよりますが、長く使うことを考えれば、その間仕切り収納(TVボード)をオーダーして自分オリジナルの家具をつくることもオススメ致します。 「置き形」仕様でデザインすることで、レイアウト変更やお引越しにも対応できます。
写真はリビング側をTVボード、反対側(書斎として利用)を本棚としてデザインした両面使いの間仕切り収納の事例です。
回答専門家
- 酒井 正人
- ( 東京都 / 建築家 )
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
賃貸住宅への引越しを考えています。今悩んでいる物件の間取りは1LDKで、LDK部分が30畳、寝室として使う部屋が6畳です。物をあまり置きたくないのですが、収納が少なく、寝室も狭いため、リビングに収納… [続きを読む]
All About ProFileさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A