対象:リフォーム・増改築
横山 彰人
建築家
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マンションのリフォームはどこまで可能か
住んでいるマンションを大改造しょうということですが、改造による加重の変化の心配は考えなくてもいいでしょう。
最近はマンションの区分所有についての認識は、浸透してきてるようですが、リフォームの場合どこまで自由に改造してよいか分からない方が多いようです。
ご心配の役所への届出は住戸内のリフォームの場合必要ありませんし、給排水、ガス配管、を含め宅内配管は自由に変えてもいいのです。
しかし建築の法規制でも建築協定が一番強いように、そのマンションだけに適用する管理規約
があれば、それは守らなくてはいけませんので、リフォームを計画する前にどこまで出来るかを専門の人に見てもらった方がいいと思います。
また管理規約になくても、マンションにはキッチンの排気や給排水、そしてガス管など集約されている共用のパイプスペース、暖冷房機用のパイプスペース、セキリティーや火災報知機の位置など動かせない部分も多く、制約も多いのです。
さまざまな制約をクリアしながらどう改造し、考えている間取りを作っていくかに、設計者のセンスと力が問われる所です。
設計者によって驚くほどの差が出るのが、マンションのリフォームでもあるのです。
大改築の成功をお祈りしています。
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この回答の相談
現在、SI構造のマンションに住んでいるのですが、
思い切って大改装しようと思っています。
水廻りの位置や間仕切りの位置、部屋数等が変更になることで、当然加重等も変わってくると思います。
この場合、単純に「いち住戸のリフォーム」として良いのでしょうか?
建物への影響も考えなければならないのでしょうか?
ねいてぃぶさん (千葉県/33歳/男性)
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