対象:住宅設計・構造
擁壁のコンクリート
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こんにちは
規模の大きい造成工事は建築分野でなく土木分野で工事が行われる場合が多いです。
使用されるコンクリートの基準強度も住宅に使用されるものより高強度の場合が多いのですが、念のため不動産屋にご確認されるとよいかと思います。
擁壁コンクリートの表面を左官工事でモルタル仕上げしているならば、表面上のひび割れかと思いますが、よくある打ち放しコンクリートで深いひびの場合は早めの補修をオススメします。
特に天端(上面)のひび割れは水が染み込み、将来鉄筋が錆びて爆裂する原因となります。
とはいえ、擁壁が崩壊するほどの災害ならば住宅が先に倒壊するほど頑丈に作られていますが・・
また、盛土上に表層改良されたとのことですが、長期に渡って少しずつ圧密沈下が起こる可能性もありますので、不同沈下(全体が同じ程度で沈下するのではなく、ばらついて傾いてしまう沈下)にならぬよう定期的に専門家にチェックしてもらうと安心ですね。
ちょっと脅かしてしまいましたが、危機感を多少持って住まわれることは災害に巻き込まれないキッカケになると思います。
ご参考まで
やすらぎ介護福祉設計 齋藤
評価・お礼
maguh180 さん
ご回答有難う御座いました。
販売会社へ伝えたところ、詳細を調査し、きちんと補修することになりました。
有難う御座いました。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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