対象:住宅資金・住宅ローン
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大石 泉
ファイナンシャルプランナー
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変動?それとも固定?住宅ローンの優先順位が決めて
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てつお様
お世話様になります。ファイナンシャル・プランナーの大石泉です。
お問い合わせいただき、ありがとうございました。
「当初2年は繰上返済が可能なため、変動タイプでも良いのでは」というお考えは充分成り立ちます。ポイントは、てつお様が住宅ローン返済において何を優先するかという整理です。目の前の毎月返済額を抑えたいのか、総返済額を抑えたいのか、金利の上昇リスク回避か、短期返済か。何を優先するかによって、てつお様のお考えが最適でない場合もあり得ます。住宅ローンの組み方は、日々の暮らしのゆとりや将来の備えに大きく影響するので大変重要です。
*●毎月返済可能額
1800万円を20〜30年で返済予定とのこと、毎月返済可能額は6.5〜9万円程度とお考えでしょうか。例えば、ご提示の10年固定を30年元利均等返済・繰上返済済みで試算すると10年後の残債は約1135万円。11年目の金利を5%と仮定すると毎月返済額は8.6万円です。この金額が毎月返済可能額内であれば、金利の動向次第ですが、全額を10年固定タイプとする選択も考えられます。
*●総返済額と金利の変動リスク
全期間固定タイプでは金利変動はありませんが、変動タイプより金利が高く、総返済額が多くなります。てつお様の場合は1800万円の借入れで共働き、繰上返済可能、との前提があり、金利の低い変動タイプを組み合わせるのが得策だと考えます。てつお様名義でミックスプランを利用する方法もありますが、共働きを前提に、奥様の名義で変動タイプの住宅ローンを短めに組み、てつお様は固定期間の長いタイプを組むプランも考えられます。年内入居であれば、条件次第で住宅ローン控除も使えますので、お二人で税制のメリットを受けることも可能です。
以上です。
ご参考になれば幸いです。
お問い合わせ頂きありがとうございました。
補足
てつお様
ご連絡をありがとうございました。
ファイナンシャルプランナーの大石泉です。
変動・5年返済と10年固定の組み合わせとは、金利の変動リスクに対応した住宅ローンプラン!
共働きならではのオリジナルプランですね。
将来のライフイベントの軍資金にも配慮し、貯蓄残高にもこだわってください。
その上で、10年固定の30年プランを当初から1年でも2年でも短く組めれば総額を抑えることができるので、是非ご検討ください。
組み合わせの場合は、総コストの比較も忘れずに。
てつお様ご夫婦にジャストな住宅ローンプランとなること願っています。
ありがとうございました。
評価・お礼
てつお さん
お返事ありがとうございます。
自分の優先順位をしっかり定めて、住宅ローンを考えなければいけないですね。今のところ変動で5年300万、10年固定で30年1500万のミックスで組もうかなと自分なりに思いました。
丁寧でわかりやすいご回答をいただきまして、大変参考になりました。
ありがとうございました。
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この回答の相談
質問させてください。
マンションを購入しまして1800万円の住宅ローンを固定にするか変動にするか検討中です。
候補としては、
・10年固定(優遇で1.85%)
・変動(優遇で1.375%)
年… [続きを読む]
てつおさん (東京都/27歳/男性)
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