対象:ペットの医療・健康
RE:脂漏症の治療について
返答が遅くなり申し訳ございません。
脂漏性皮膚炎は脂漏部位(外耳、指間、腋窩、鼠径など)に発症し、中等度から重度の痒みが見られます。その病因としてマラセチア(酵母菌)の関与が指摘されています。
脂漏性皮膚炎の治療は、シャンプー(症例によりますが週2〜3回行っているということですので良いと思います。)、抗真菌剤の局所塗布または全身投与を行います。痒みが非常強い場合には炎症を抑えるためにステロイド剤(局所塗布または全身投与)を使用します。ステロイド剤を投与する場合痒みをコントロールできる最低量まで漸減していきます。
痒みが強く掻き壊してしまい細菌感染がある場合は抗生剤も同時に投与します。
遺伝的要因、マラセチア性皮膚炎、食物アレルギー、ノミアレルギー、アトピー性皮膚炎、毛包虫症など鑑別する必要があります。再度皮膚の検査を行うことをお勧めします。
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ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのオスとメスの同胞犬を飼っています。
生後8ヶ月頃から、外耳炎から始まって、脂漏症との診断で、ステロイド剤と抗生物質を服用しています。素人考えですが、ステロイ… [続きを読む]
たくゆうさん (北海道/36歳/女性)
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