対象:キャリアプラン
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離職期間に得たものをヒントにセカンドキャリアを。
9年間の離職期間を経て、35歳で再就職した経験をもつキャリア・カウンセラーの土岐です。
長い離職期間、主婦であること、高年齢をプラスにするか、マイナスにするかはあなた次第。
まずは、分野ごとに経験を振り返り、得意なものを具体化し、何につながるか考えてみましょう。
家事、育児は24時間営業で、予想外のことも起きるもの。細切れの時間や同時進行で複数の仕事をこなす、優先順位をつけるなど、時間管理能力、業務処理能力や課題対応能力が不可欠です。結果的に、ビジネススキルがアップしているかも。
また、生活者、消費者としての経験や意見はマーケティングにつながり、育児・家事がプロ級ならそれらがヒント。商品開発、カスタマーセンター、育児コンサルタント、保育者、フードコーディネーター、キッチンコーディネーターなど。
趣味、サークル活動によっては、それらを活かした仕事も。カルチャーセンター講師など。
パソコンスキルによってはデータ入力、文書作成など。自分のサイトを制作するなどWEB系に強いなら、その方向へ。
ですから、未経験職種やカウンセラーなど経験を重ねたからこその仕事にも可能性があります。
振り返ることで発見した強み、適性、方向性を、情報収集した社会のニーズと照合し、現実的な計画を立てましょう。
長い人生はあなた自身のもの、あなたの充実したセカンドキャリアは家族にとってもプラスです。
「○○の妻」「△△のママ」ではなく、自分自身のキャリアビジョンを目指しましょう。
子どもの成長や夫の就業状況、家計とも合わせて、今後数年の計画を。パートタイム、派遣社員からスタートしてフルタイムの正社員へと働き方も段階的に。SOHOも選択肢。将来へ向け自己啓発も段階的に。
公的支援、会社の制度の他、家族の意識と協力が重要。情報収集、求職活動とともに、家族の家事・育児訓練やアウトソーシングの準備を。ときには、家族の意識改革、見切り発車も必要です。
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この回答の相談
出産を機に退職し、専業主婦になって10年、現在35歳です。高年齢や長い離職期間など不利な状況における再就職の際のポイントを教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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