物をくわえたら
その問題だけをどうにかしたいのなら、フードをばらまくことですね。
フードが欲しければ、くわえているものを離します。
ただ、問題の根本は飼い主との信頼関係にあります。
どんなものでも「ちょうだい」「オフ」「放せ」などの、音声シグナルで口から放す、そんな関係を犬と築きたいのであれば、ちゃんとしたしつけをなさることです。
いや、「ちょうだい」「オフ」「放せ」などの、音声シグナルで口から放すようにトレーニングするのが、現代における「しつけ」といった方がいいでしょう。
食事を目の前にした、オスワリやお手やオアズケ程度のことを教えるのがしつけと考えられていた時代もありますが、それは犬イコール番犬または座敷犬の時代の話です。
そして、その適正なしつけをなさるためには、しつけ教室などに通われて、系統的かつ継続的なしつけトレーニングが不可欠です。
幸い石川県には、JAHA認定のしつけインストラクター
がいますので、ぜひご相談下さい。
※チョウダイの教え方は、拙著「犬は知的にしつける」および、
拙監修によるベネッセ発行いぬのきもち別冊「子犬と仲良くなる育て方」
にも詳しく記しています。そちらも参考にしてください。
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