対象:コーチング
田邉 康雄
経営コンサルタント
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質問を通じて相手に結論をださせるビジネス話法です。
回答する前提として、ビジネスコーチングの私なりの定義をします。すなわち「自分が結論をもっているが、それを押し付けるのではなく、質問を通じて相手に同じ結論に到達させる」手法とします。
―― 何人も自分できめたことは喜んでやります。そして成果が上がります。
―― 実際、他人に言われてやるのは嫌なものです。そして能率が上がりません。これは私''田辺コンサルタント''の場合ですが。
―― 私は、ビジネスコーチングを習ったことはありません。しかし「''田辺コンサルタント''の質問方法はコーチング風ですね」と多くの場で言われます。ISOマネジメントシステム検証の場がその典型です。
ISOはごぞんじのように、「やっていることを書いて、書いたことをやる」の繰返しです。何をやるかに関しては自分できめるのです。
―― 検証に当たっては、私の知っていることを聞きます。決していわゆる「知ったかぶり」をしません。そして落とし所は一つではありません。
ひとつに絞ると「誘導尋問」になってしまいます。これはまずいです。相手がどんな結論をだしても、それが妥当性を欠いていないかぎり尊重する方が得策です。
―― 相手が出した結論を褒めて差し上げます。これはかなり高度のスキルです。自分を抑える精神力と度量が必要です。それには訓練が必要です。
―― 動かすべき部下をもった立場の管理職にとって、「コーチング」スキルは大いに役立ちます。これをマスターすれば管理職としての成功は間違いありません。
この回答を作成するに際して私も今回さらに勉強しました。杉本良明というお方が主催されている「ビジネスコーチング入門実践会」を参照しました。とても勉強になりました。御参照されることをお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
ビジネスコーチングに興味がありますが、具体的なことがよくわかりません。どんなテーマを対象に、どのようなことを行うのでしょうか?カウンセリングとはどう違うのでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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