対象:ペットの医療・健康
ワンちゃんの口腔ケアについて
- (
- 5.0
- )
ワンちゃんは中高齢になると、多かれ少なかれ歯に関する問題が顕在化してきます。
歯石の付着や、口臭が強くなる、歯が抜ける…などといったところが目に付くようになります。
ワンちゃんにとって最も効果的なデンタルケアは歯磨きなのですが、ブラッシングができるようになるにはそれなりの時間とテクニックが必要となり、歯垢の除去や歯石付着予防に大いに役立ちます。一度ついてしまった歯石に対しては、やはり取り除くことを考えなくてはいけません。ここで大事なのは、見た目の歯石を取るだけでは、デンタルケアとして不十分である点です。歯周ポケットといわれる目につきにくい部分や、歯の裏側の汚れなどきちんと対応しなければかえって口の中の環境を悪化させてしまうこともあります。
それらのことを踏まえると、歯石除去をきちんと行うには全身麻酔下で処置を行うことが必要となります。
全身麻酔ですので確かに気楽に行えるものではありませんが、全身の状態をきちんと把握し麻酔をかけることがOKかどうかの評価を行うようにしています。これは私個人の考えとなりますが、年齢で麻酔の可否を決めることはありません。
アクアゼオはあくまでも予防的な位置づけとして考えられた方がよいかもしれません。
今は、人間の歯医者さんと同様歯科のレントゲンを撮って顎の骨や歯根の状態をよく評価したうえで必要な方法を決定します。
麻酔に関してご心配な点をお持ちと思われますので、一度全身の状態をチェックする目的で血液検査などを受けてみてはいかがでしょうか?
評価・お礼
匿名希望 さん
2018/12/27 15:52
ありがとうございます。
前歯1本の歯茎が少し溶けてる?所もあるので、歯周病なのかもしれないです。
毎年フィラリアの時期に、合わせて血液検査して貰ってますが、毎年異常無く全く問題なしと言われてます。
個人的には、少し犬のいびきと咳も気になるようになってるのですが。。。
歯石の事含めて病院に相談してみたいと思います!
回答専門家
- 増田 国充
- ( 静岡県 / 獣医 )
- ますだ動物クリニック 院長
西洋医療・東洋医療の両方の視点で獣医療に取り組みます
静岡県で動物病院を開業しております。当院では漢方や鍼灸をはじめとした東洋医療を獣医療に取り入れ、現在県内外からご来院いただいております。鍼灸や漢方に関するご相談やメディカルアロマテラピーなどにも力を入れております。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A