虚言癖の問題よりご自分の内面の問題だととらえてください

margoさんはじめまして。
フィールマインドカウンセラーの小日向るり子です。

学歴も経歴も年収も嘘。
それがバレた後も2人が生活をしていくうえで大切な要素である「仕事」に関することも嘘ばかりなのですね。
給料日になると架空話をでっちあげ、行方をくらます（逃げる）とのことですから、おそらく彼は自分自身の虚言癖を認めてしっかり謝罪したことはないのですよね。
嘘に嘘を重ねて53年も生きてきてしまった人なんですね。

残念ながら治る可能性は低いと私は感じます。
なぜなら彼に言わせたら「治す必要がない」からです。
契約金150万はmargoさんが払われたのでしょう？
行方をくらましてほとぼりが冷めた頃に帰ってくる彼をあなたは受け入れているのでしょう？
虚言でその場をしのぐような生活でも生きていけて、かつそんな自分を愛してくれる人がいるのです。現状で全く困っていないのですから自分を変えたいなんて思わないですよ。

虚言癖につける薬も飲む薬もありません。かと言って、無理矢理カウンセリングに行かせても意味はありません。カウンセリングは自己変容です。本人が心から修正したいと願い、自分自身と向き合って気付きを得たときにのみ効果があるからです。

ここまで読まれてよく考えてください。
margoさんは彼のことを「優しい」と書かれていますが、あなたのおっしゃる「優しさ」とは何ですか？
結婚するということは、財産は共有となりますが、負債も共有となるのですよ。現実をきちんと見れていますか？

一つの方法として、margoさんが彼の虚言を持病とでも捉えて覚悟を決め、彼の虚言に付き合う人生に腹をくくるというやり方があります。
例え不安と隣合わせでも、隣にパートナーがいるという状態を選択したのが自身の人生だと受け入れるのです。

それは困るからこうして相談したのだ！
と思われるのでしたら、腹をくくって彼と面と面を突き合わせて話してください。
彼は自分の虚言をどう思っているのかをきちんと把握し、あなたの覚悟を示してください。
追い込まなければ人は変わろうと思いません。

margoさんももう46歳なのですよね。
パートナーと呼べる人が隣にいて欲しいという気持ちもよくわかります。でも、人生折り返しにきて、偽りの優しさの隣で一生を過ごすことは自分が求めている幸せの形なのか。
彼の虚言癖だけをどうにかしようと悩むのではなく、自分自身の心ともどうかしっかりと向き合ってください。

フィールマインド：http://feel-mind.net/
小日向るり子