対象:新築工事・施工
吊押入れのシンプルな納まりについて
東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
ご質問の文面からは、戸の開閉形式という話題が落ちているように感じました。折れ戸のほか引違い戸や吊戸なども基本的に上下にレールが必要で、こけみどりさんの言う底板は正面から見える納まりになるのが一般的です。一方、戸で底板を覆い隠す納まりは開き戸でなら可能です。ただ収納巾が1640mmとのこと。両開きの2枚戸とすると戸巾が1枚当たり820mm以上とかなり大きくなるので、狂いが生じやすい、開閉の軌跡が使い勝手上邪魔になりがち、などのマイナスも伴います。それらを含め、設計さんや棟梁と納まりを改めてご相談されてはいかがでしょうか?
以上、多少なりともご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 大沼 徹
- ( 東京都 / 建築家 )
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
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この回答の相談
お世話になります。
小上がりに釣り押入れを付ける予定です。
H1800×W1640 で既成品の折れ戸から探すようにいわれています。
ですが、既成品ですと吊り押入れの底板?にガイド材をつけるため
扉をしめたと… [続きを読む]
こけみどりさん (東京都/38歳/女性)
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