ケージトレーニング 災害時の同行避難のために。
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ペット行動コンサルタントSENDAの千田純子です。
大きな災害が起こるたびにケージトレーニングや知らない人に慣らせておくことの大切さを痛感します。ケージトレーニングは災害時の同行避難だけでなく、入院したり、ペットホテルに泊まったり、介護が必要になったときなどに必ず必要になることなので、何歳だからと諦めずに、年をとればとるだけしつけ直すのには時間がかかるので気がついたときに始めて諦めずに続けることが大切です。
ケージを嫌がったら出すということを繰り返していると、血みどろになれば出してくれると思ってしまいますので、しばらくは、ケージの中でご飯や水を飲むぐらいにしておいてください。抵抗なくケージに入れるようになったら、ケージの中でご褒美を与えていきます。ケージの外ではできるだけ無視するようにしてもらっています。
服従訓練でクレートトレーニングでケージトレーニングを教える方法もあります。ケージの中での「マテ」を完璧に教えて、飼い主の姿が見えなくても「マテ」をし続けることを教える方法もあります。しかし、そこまで犬にトレーニングを教えられる飼い主さんも少ないので、私のところではあまり使いません。
そのほかに、ケージの中の居心地が悪くないか一度自分で入ってしばらく過ごしてみてください。以前、我が家のラブラドールがケージの中に入りたがらないので、頭を突っ込んでみたらい、失敗したおしっこの匂いがこもっていて入られてものではありませんでした。すぐに洗って消臭したら、機嫌よく入ってくれるようになりました。
一度嫌がるようになってしまったのを修正していくのは、丁寧にしていく必要があるので、素人判断で解決するのは難しい場合があります。失敗を重ねれば重ねるほど直しにくくなるので、専門家のアドバイスを受けた方が早くできるようになると思います。
評価・お礼
凛ちゃん さん
2015/09/14 15:21
ご回答ありがとうございます。
ゲージは、毎日シーツ交換をしているので、居心地は悪くないと思います。
やはり、災害などに備えて、ゲージトレーニングをさせようと思います。
少しずっつゲージに慣れさせるよう訓練しながら、
一度専門家に相談したいと思います、ありがとうございます。
回答専門家
- 千田 純子
- ( 千葉県 / 獣医 )
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
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この回答の相談
我が家では2匹のイングリッシュセッターと猫一匹を飼っています。犬はオスとメス両方で、両方里親できました。室内犬です。
犬のオスのほうは、恐らくまだ6.7才位で若く、体格が大きいです。メスの… [続きを読む]
凛ちゃんさん (長野県/33歳/女性)
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