対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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小川 正之
ファイナンシャルアドバイザー
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保険の見直しについて。
ぱおん 様
はじめまして。
私、マネーアドバイザーズトウキョウ株式会社の小川正之と申します。
最も重要視すべきなのはお父様のご意向だと思います。
しかしながら、私の父が同じ状況だったとすれば解約をオススメします。
以下、ご参考までにお役立ていただければ幸いです。
保険料の払込期間が終身とのことですので、一部解約をして保険料を抑えた(11,500円にした)としても今後も一生涯の支払いが続きますし、合計いくらになるのかは分かりません。
中途解約をして解約返戻金267万円を受け取り、その後に死亡保障(葬儀費用)準備として一時払終身保険に加入するという方法もあります。
78歳でも加入できる保険は沢山ありますし、健康告知が不要という保険もあります。死亡保険金は保険料を下回りませんので、金額はお父様のご意向に合わせて100万円でも150万円でも200万円でも良いと思います。
結果として、その差額(現在の保険の解約返戻金-新たな保険の払込保険料)は手元に残りますし、以後の保険料の支払い(26,545円)は0円になります。死亡保障(葬儀費用)を準備した上で、ご旅行やご趣味を楽しむための資金もつくることができます。毎月の保険料の支払いがあると何となくお金を使い難いという気持ちもあると思いますので、それが無いという点は精神的にも楽だと思います(お金を使いやすいと思います)。
また、葬儀費用だからといって保険で準備をする必要も無いと思いますので、お考えによっては保険に加入せずに現金預金(定期預金などで生活費とは分けておく)で遺すという選択肢もあります。
縁起でもない話で申し訳ありませんが、万一入院した際の費用がいくら掛かるのかは分かりませんし、ご年齢にかかわらずいつ亡くなるのかも分かりません。
保険は損得勘定だけでは判断できない面もありますが、お父様のご意向を尊重しつつ、最も良いと思う選択肢をお考えいただければと思います。
老若男女問わず、日本人は無駄(過度)な保険に入り過ぎていると感じています。販売側に大きな問題があると思います。株式などの投資で損をすると後悔する人か多い一方で、保険で損をしても“でも安心を買っていたから、お守り代だと思えば…”と納得してしまう人が多いので不思議です。
保険加入を検討する際には、ご自身やご家族にとって本当に必要な保障内容(ないと困る保障)を必要な保障金額で備えることが大切です。勿論、加入する保険の内容を確り理解することも大切なことです。
長文失礼致しました。
以上、お役立ておただければ幸いです。
弊社は、保険も含め金融商品の販売や仲介は一切しておりません。
お客さまの立場に立ったアドバイスを提供しております。
ご質問やご相談がございましたらお気軽にお申し付けください。
マネーアドバイザーズトウキョウ株式会社
小川 正之
http://www.money-advisers-tokyo.com
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
78歳になる老父の終身保険の件で相談いたします。
父は元自営業で今はすでに引退しており、国民年金(月額7万程度)のみの受給で生活しております。健康状態は多少の病気はありますが、概ね良好です。… [続きを読む]
ぱおんさん (東京都/49歳/女性)
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