飼い主にだけ怒ったり噛んだりします。

犬がある行動をとり続けるのは、いいことが起きているか、嫌なことがなくなっているか、のどちらかです。
本気で噛んでくるのは、嫌なことをなくしているからです。

そして、家庭犬で飼い主に噛みつく犬は100％といっていいほど、噛みつかれる場面、場面で、犬が飼い主から嫌な何か（嫌なことをされる、あるいは自分の何かが脅かされるという恐怖）を、感じているからです。


「もし噛んだら強くしかってたたく」ことをされたようですが、
自分が犬の身になって考えてください。嫌なことをされそうになったのでその回避のための行動をとったら、酷く殴られた。そんな相手を信頼できるでしょうか？
酷くなるのは当然の結果でと言えるでしょう。

常に嫌なことをするかも知れない相手、と飼い主を見ている。すなわち、信頼関係がない、と言うことです。

解決策は、「飼い主はどんな状況でも嫌なことをするわけがない」という信頼関係を作ることです。

他のQ&Aでもお答えしていますが、こうした問題の解決には、「犬を正しく理解すること」、「犬に何かを伝えるにはどうしたらいかを正しく理解すること」に尽きます。

そしてその方法はこうしたQ&Aでお答えできるようなものではありません。(最低２時間程度のカウンセリング、その後継続的なトレーニング・アドバイスが必要となります）。

当面は噛まれるような状況は作らないようにし、早急に犬の行動心理や学習心理をちゃんと理解している、JAHA認定のインストラクターなどの指導をお受けになることです。

お住まいは神奈川のようですので地域によっては、Can ! Do !
http://www.petcom.jp/
もお力になれます。
ご希望であればぜひ、ご連絡を下さい。