焦らずに自己対話を繰り返し、向き合うことが解決のカギ
小原さん、初めまして。
心理カウンセラー田倉さとみです。
小原さんの中には「迷惑をかける自分が許せない」と厳しい自分と
「そんなこと言わないで、大丈夫だといって」と訴えてくるもう1人の自分がいるのですね。
ペルソナ、という言葉はご存じですか?
心理学では「仮面」を指し、パーソナリティ(性格)の語源になった言葉です。
人の中にはいくつもの性格があり、状況に合わせて仮面をかぶりなおしているのです。
これはすべての人に対して共通です。
小原さんの中には「厳しい自分」と「素直な自分」の2つが強く出ているようです。
では、なぜ責めてしまうのか?
その答えを探るために、自分自身に問いかけてみるとよいでしょう。
「なぜ許せないの?何が許せないの?」
「もし許したとしたら、どんなことが起こるとおびえているの?」
ひょっとしたら許したら学校を休むことを肯定したことになり、
よけいに親や周囲が怒ったり、見放したりするのが怖いのかもしれません。
あるいは許すことは弱い自分や勇気のない自分を認めることになり、
現実を見たくなくて拒否したいのかもしれません。
答えは自分の中にあります。
深い深い意識の底(潜在意識)に答えが眠っているでしょう。
焦らずに自己対話を繰り返し、向き合うことが解決のカギです。
回答専門家
- 田倉 怜美
- ( 心理カウンセラー )
- 田倉 怜美 代表
心理歴15年・ストレス解消本の出版のカウンセラー
いじめ、セクハラ、パワハラを経験し、6歳からの日記で乗り越えてきたカウンセラー。ストレス解消法は60個以上。相談者がその方法を実践したところ、自信回復、嫌がらせ解消などの嬉しい改善報告も。心理歴15年、550名以上のカウンセリング実績を持つ。
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この回答の相談
こんにちは。
長くなりますが読んでいただけたら嬉しいです。
わたしは高校2年生です。
全日制の普通科に通っています。
しかし中1の頃から学校は休みがちで、今もそれは続いています。
単位とか受験とか… [続きを読む]
小原さん (埼玉県/16歳/女性)
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