就職をとるか学びをとるかがポイントではないでしょうか。

Nico-nico様

カウンセラーの笹木と申します。
どうぞ宜しくお願いします。
浪人組として回答させて頂きます。

　Nico-nico様は２年浪人をして現在の理工学部に入学されたと推測します。将来的には外資系コンサル、外資証券等で働く事を希望されています。私立大学理工学部に在学中ですが東大理科１類の再入学をするか否か思案されています。但し、就職のことを懸念されています。ご希望のお仕事はノルマがあり、自分で給与を稼ぐことが求められています。私の母は大学院に進学の相談をしたところ、理解してくれましたが就職は2浪が限度でしたので経済的負担をかけない為、学部で卒業し就職しました。時間の要素も大切です。

　週間エコノミスト６月１０日号にエジプト考古学者で有名な早稲田大学の吉村作治名誉教授の経歴が載っていました。学芸大附属高校卒業後、東大受験に4度失敗、早稲田大学文学部に入学、卒業後に理工学部の大学院に進み、博士号を取得、教授に就任されています。医学部には医者のご子息で何年も浪人する方おられす。合格して大学卒業時、医師国家試験に合格出来れば努力が報われるのでしよう。

　ご自分の目標が確固としたものでしたら達成するまで続けるのも一つの方策です。就職をとるか学びをとるかがポイントです。コンサルタントになるためや証券マンになるためには社会に早く出て実践経験を積まれたほうがお勧めです。好きな研究をされたいのでしたら大学卒業して東大の大学院に進学を、教養学部に学びたい科目があるようでしたら理１に再入学を果たして下さい。
今、何をなすべきをしっかり考える時です。私は自立を一番大切にしています。
Nico-nico様の気持ちがすっきりし、前向きに歩き始めるよう願っています。