対象:不動産売買
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老後資金を見据えた、マイホーム購入について
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不動産コンサルタント & FP の野口です。
miroku様がご心配の中古マンションを購入に際して、その先の「老後資金」の確保に不安を抱かれるのは、至極当然でしょう。
長い会社勤務で、金融資産が6,000万円も蓄えられたのも、将来への備えのためと思われます。その点着実な生活で大きい無駄や、失敗が無かったものと拝察致します。
現在、賃貸マンションにお住まいとのこと、お支払い家賃(管理費等を含め)が不明ですが、母上様とお二人なら、12~15万/月と察しますが、これが見直す経費と思います。従って、今回中古マンションを2,500万円でご購入されるのは、1案です。
miroku様のご勤務も長いと思いますから、まだ最低5年以上ご勤務をされ、退職金や厚生年金の受領がどれほどか、そして、母上様との2人生活、miroku様のお一人生活、それぞれの期間を想定し、しっかりとした、「ライフプラン」を立てられることが、大きい安心材料になると思います。
ご参考に、一般に高齢者が2人で最低生活をおくるのに月33万円、一人生活では、月23万円と資産されています。ややゆとりのある生活をと思われる場合は、これに5万円を追加し、それぞれ38万円、28万円となります。
従って、仮定としてmiroku様が60才でリタイアし、ややゆとりを持って母親と2人生活が5年間とすると、この間2,000万、miroku様お一人生活23年間(いずれも88才平均まで生きる)7,000万円となります。合計9,000万円必要となる計算です。
これには、収入面が加味されていません。受給年金月18万として、23年約5,000万円、退職金や資産の運用利益などこれ加算できるでしょう。
これらをしっかりとして、専門家と相談しライフプランを立て安心したマイホームを取得されるようお薦め致します。
詳しい、老後設計にはこちらをご参考に、http://www.iriscon.co.jp/category/1205291.html
評価・お礼
miroku さん
2014/05/06 18:09早速ご回答いただきありがとうございます。老後資金について具体的な金額を提示していただき、たいへん参考になりました。今の仕事は定年制ではないのですが、退職金は期待できないことと、私が年金をいくらもらえるかという不安もありますので、もう少し余裕をもった資金計画を考えた方がよいように思われます。焦ってマンションを購入しても、後で後悔することにならないように、よく考えて結論を出したいと思います。
回答専門家
- 野口 豊一
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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