対象:マッサージ・手技療法
滝山 博行
鍼灸師
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腰痛の捉え方
ご質問ありがとうございます。
5年前に腰椎椎間板ヘルニアと診断されたそうですが、その後の経過を伺い、腰椎椎間板ヘルニアという器質的な疾患ではなかったと思います。
今回の様子も、病名は腰痛、坐骨神経痛なとど診断されるものですが、痛みが発症している箇所だけを診て診断されては、前回と同じです。
要するに、半年も痛みを我慢しながら自然治癒したのであれば、何のための診断と治療であったのかということです。このような程度の痛みは3回も的確な鍼灸治療を行えば完治するものです。それだけ、体が治そうとする治癒力は旺盛なものです。
右の下腹部が痛かったり、左膝や左腰、背中全体まで痛くなるのは、痛い右腰や足をかばうせいではありません。そもそも、今回の痛みは体の疲労がきちんと回復していないことを教える反応であることを認識しなければなりません。
腰を牽引したり、患部だけを刺激する治療では、前回のように短期では完治しなくなります。
体を冷やさない(外部からの冷えと食べ物による冷え)ようにして、普段は早く寝るようにし、休みの日は休養を十分に取るようにすれば回復します。
どうぞお大事にしてください。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
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