社会経験は強みです！自信を持って挑みましょう。

昨今、院卒の就職が厳しい事は耳にされていると思います。
また、卒業時28歳で修士ということですから、不安になるのも
十分に理解できます。

年齢は変えられない条件ですが、アピールポイントは自分の考え方次第
です。

例えば、ご相談者の場合は、実家の家業をされていた（働いていた）事は
大きな強みになります。

なぜなら、

院卒が就活で不利になる要因のひとつは年齢に比例して社会経験が
少なく社会性が乏しいという傾向があるからです。
新卒で22歳で社会人になった人は20代の後半には一人前になっています。
専門性があっても、社会人としてのコミュニケーションや常識が欠けている
人はいくら入社時に研修があっても使いづらいのです。

その点、家業とはいえお父様に厳しく指導され、お客様にも鍛えられた
経験はお金でも買えません。
業種など関係ありません。
打たれ強いというのは、企業にとってとても高い評価になります。
頭は良くても打たれ弱い人が多いことが企業の悩みの種ですから。
また、自己管理も学生時代に身についてる人はめったにいません。

28歳で修士新卒として、就活するのは大企業はエントリーの段階ではじかれる
事も予想されますが、説明会後そのままグループワークなどの選考に入る
企業や直接人事と話せる合同説明会などで、ご自身をアピールする機会を
作ることが出来ます。
視野を広げて中小でも優良な企業、ベンチャーも狙い目かと思います。


就活は早めに対策をすることで、同期と大きな差が出ます。
大学に頼るのではなく、自分でセミナー含め外部の就活支援の団体や
活動をしましょう。
学業もおろそかに出来ませんから、時間との勝負です。
自己管理に長けているのなら、きっと出来るはず。

普通の新卒でも3年生の春夏から活動していた人は年明けに活動を始める
人よりも内定を取る時期、希望の企業の内定獲得率、確実に高いです。
対策と「慣れ」が大きくものをいいます。

年齢や社会経験を逆に自分の武器として考えるような就活をしましょう。
アピールポイントはご相談者にはたくさんあります。
まず、その考え方、視点を変えてみましょう。
採用する側（企業）の視点になって、28歳でも、どういう人なら採用したい
のかを考えると、家業で鍛えられた部分は自信の源になるはずです。

お父様やお客様に感謝してくださいね。