２坪がミニマム、５坪がマキシマムではないでしょうか。

地下工事をするためには、周囲に杭を打って土を掘るための壁を設けなければなりませんし、地下水位の高さにもよりますが、２重の外壁にして水の浸入を防ぐことも必要ですので、思っている以上に狭くなってしまうと思います。

最低必要な広さはお持ちになっている蔵書の数によって決まるかもしれませんが、
デスクや書棚、急な階段を設置し、2坪程度がミニマムと言えるのではないでしょうか。

一方、マキシマムを考えると、、、、、ざっとシミュレーションすると敷地９坪に対し、5坪程度の広さになります。

２坪から５坪程度が内部空間の面積となるのではないでしょうか。実際にはそのまわりに２重の壁が必要ですので、法的面積はもう少し大きくなります。ただし、住宅の場合、容積率には含まれません。

地下工事には一般には地上階の2倍の費用がかかると言われていますが、水の進入さえ防げれば、快適ですし、囲まれた閉じられた特別の空間に、光を取り込めば、とても素晴らしいものとなると思います。半地下程度でも効果があると思います。また、夏は地下の冷気を上にあげ、冬は地上の暖気を地下に下ろして、エネルギーを循環することもでき、エコロジーな生活ができると思います。

ぜひ、検討なさってください。素晴らしいお住まいになると思います。
ご質問があればどうぞ、ご遠慮なく。


島崎義治/島崎義治建築設計事務所
2012グッドデザイン賞を受賞しました
http://architect-studio.com