対象:民事家事・生活トラブル
回答数: 1件
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鈴木 祥平
弁護士
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まずは自分のことを大切にしましょう。
お父様のことで動悸、軽度の過呼吸でノイローゼになりそうであるとのことです。あなたは、責任感が強い良い方なのだと思います。お父様のことを見捨てられないという気持ちが一方にありながらも、これ以上関わりを続けていたらつぶれてしまうという二つの背反する考え方でストレスに感じてしまっているのだろうと思います。
まずは、自分のことを大事にしましょう。ストレスから解放されて元気になってからお父様のことを考えるということで構わないと思います。おそらく、気になっていらっしゃるのは、「家から出ていかなくてはならなくなるのでは?」という点だと思います。弁護士の立場から回答させていただきますと、お父様名義の家に住まれているということだとあなたとお父様の間には、「使用貸借契約」という契約が結ばれているものと法的には理解されます。
使用貸借契約は、使用の目的が達せられるまで継続するもので、お父様の一方的な意思費用表示では出てけということはできません。しかも、さすがにお父様としてもあなたのことを被告にして訴訟を提起するつもりもないことでしょう。家をテコにして構って欲しいだけなのだと思います。もし出てけという要求が強いのであれば、お近くの弁護士に依頼をして間に入ってもらってはいかがでしょうか。代理人が入っている間は、あなたは直接お父様と連絡を取り合う必要はありません。
しばらくは、お父様からの電話にでないで関わりを持たないようにするのがいいと思います。あなたが元気を取り戻したら、あなたの方からお父様に連絡をとってみたらいかがでしょうか(連絡を取りたくないかもしれませんが)。人に優しくする前にまずは自分に対して優しくあってください。行政に相談をしてみるのも一つの手です。自分だけで解決しようとせずに、周りの人に助けを求めてみてください。案外力になってくれる人はたくさんいると思いますよ。
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